
婚活のプロフィールは、あなたの代わりにあなたをアピールしてくれる大事なツールです。相手はこれを見て、あなたのことを「結婚相手として有りか無しか?」を考えたり、お見合いを申し込んだり、申込みを受けるかどうかを判断します。
「たったこれだけで自分のすべてが分かるわけがない!」確かにそうなのですが、数枚の写真と文字や数字だけという限られた情報が、最初のきっかけを作るのは確かなこと。その先の婚活の成功までも左右するのです。
プロフィールは、お見合いするかどうかを決める最初のステップです。まずは会って話す機会(お見合い)を作るためにも、会いたいと思ってもらえるようなプロフィールを作成しましょう。
目次
すぐに確認したい!2つのチェックポイント
婚活プロフィールの形式には、各相談所のオリジナルで用意したものや、相談所が所属している連盟によって指定された形式のものがあります。それぞれに、記入する項目の数や記載する内容には違いがありますが、どんなフォーマットでも確認してほしいことをまとめました。
空白はありませんか?
プロフィールの項目には、必ず書かなければいけない【必須項目】と、書くかどうか自分で選べる【任意項目】の2種類があります。
任意の項目だとしても、全体の中で空白になっている部分があると「書かない理由、書けないことがあるのかな」と、相手が疑問に思ってしまいます。また、空白が多い人ほど、プロフィールには力を入れていないと思われてしまうこともあり、「この人は積極的に婚活していない?本気で結婚を考えていないんじゃないか」という印象にもなりかねません。
あなたがお見合いを申し込むとき、相手のプロフィールに少しでも疑問や不安があると申込みしづらくなりますよね。相手からの申込みを受けるかどうか、空白が多いと相手のことがイメージできずに迷ってしまうこともある。そんな経験したことがある人もいるでしょう。
ぜひ、任意の項目であっても全て記入して、空白はなくしておきましょう。
小さな嘘や偽りはないですか?誇張していませんか?
経歴を詐称することは明らかなルール違反ですが、自分にとって些細なことに思えたとしても、都合のいい嘘や偽りを書くのはやめましょう。
たとえば、タバコ。数本吸っている程度なら差し支えないと考えて「たばこは吸わない」と記入しておいたり。お酒が大好きで普段から飲酒量が多いのに「飲酒は付き合い程度」にとどめるとか。
その他にも、やったことがない趣味を書いておいたり、経験がないのに得意だと誇張してしまったりしていませんか。
実際に会ってお付き合いが始まった後で「書いてあったことと違う!」となると、結婚までうまくゆくはずはありません。「会って好きになっちゃえば、なんでも許してくれるはず。全て受け入れてもらえるはずだ!」は、勝手な勘違いです。
今すぐ書き直したい4つのNG
特になし。興味なし。など本人の意思がわからない言葉
空白を無くして全て記入することをお勧めしましたが、「無い」と書き込むのは空白と一緒です。自分はどう思ってるのかがわかる言葉、相手に気持ちが伝わる言葉で書くようにします。
できない。苦手だ。など否定的な言葉
結婚後の生活には欠かせない、料理についての書き方を例にしてみましょう。正直なこととはいえ「できません」「やったことがありません」とだけ書いてしまうと、結婚への意欲が見えません。「料理はちょっと苦手だったけれど、これから頑張って覚えたい。」「実家暮らしだったのであまり経験がなかったのですが、結婚に向けて少しづつ練習しています。」などの前向きな言葉が添えられるよう、実際の努力は必要です。
自分の性格をネガティブに表現する言葉
否定的な言葉にも共通しますが、プロフィールは自分自身を代弁します。謙虚であり正直であることは大切ですが、謙遜し過ぎたり自分を卑下してしまう言葉は控えます。相手がプロフィールを読み、明るいイメージをあなたに思い描けなければ、実際に会いたいとは思ってもらえません。履歴書を書いた事がある人は、思い出してください。短所だって、言い換えれば長所になりますよね。言葉を選びましょう。
自慢話や褒め言葉
自分で言うとあからさまな自慢になってしまったり、イイ人アピールになってしまうような言葉は、自分で言うと印象が悪くなってしまいます。仲人カウンセラーからの紹介文の中で言い換えてもらえるよう、担当者に相談してみてください。自分からのPR文と仲人からのコメントを合わせたら、あなたの個性や魅力がよりよく伝わるよう工夫できます。
プロフィールを全部読む?それとも読まない?
せっかく詳しく書いたプロフィール、相手はちゃんと読んでくれるのか?疑問に思いますよね。
実は【全てじっくり読み込む人】と【適当に読み流す人】の2つのタイプに分かれているようです。
「じゃあ、みんなが読んでくれるわけじゃないなら、詳しく書かなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、結婚に真剣な人ほど、隅から隅まで読み込んでから申し込みをしたり、申込みを受けたりします。そして、実際にお見合いすることになれば、会話のきっかけ作りのために、もう一度読み直してくれる人もいます。
適当に読み流して大事な部分に気が付かず、想定外のお見合いになってしまったり、お見合いで会話が盛り上がるきっかけを逃してしまったら、お見合いに臨む姿勢としてはどうでしょうか?明らかに準備不足ですよね。それが相手にも伝わってしまったら、やはり残念な結果になってしまいます。
あなたならどちらを選ぶ?
ある女性に、二人の男性から同時にお見合いの申込みがありました。
年齢や学歴などの詳細や写真の雰囲気は二人とも同じくらいの印象だったのですが、大きな違いは【結婚後のイメージを描けるような詳しいプロフィール】と【空白の多いプロフィール】でした。
お二人のプロフィールを見た女性は、イメージを描ける人のほうに親しみが沸き、会ってみたい気持ちになったようです。チャンスを逃してしまった男性は、元々の魅力がなかったわけでなく、ただ書いてなかっただけなんです。
結婚相手としての自分の気持ちや自分の魅力を代弁し、アピールしてくれるのが婚活プロフィ―ル。これから婚活を始める人も、すでに活動中の人も、魅力が伝わる婚活プロフィールになるようチェックしてみてくださいね!