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  • 結婚前に確認すべき「住まいの価値観」|後悔しないための7つの話し合いポイント

    「結婚したら、どこに住むのがいいと思う?」

    プロポーズを意識し始めた頃から、こんな疑問がふと頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。

    実は、“住まいの価値観”は、結婚後の満足度やストレスに大きな影響を与えるテーマの一つ。

    しかし、「彼の転勤があるかも…」「家を買いたいって言ってたな」「親の近くがいいって本音は言えない」など、気になりつつも話し合えないまま結婚してしまうカップルも少なくありません。

    この記事では、結婚相談所カウンセラーの視点から、住まいの価値観を話し合うべき理由や、確認しておきたい7つの視点をわかりやすく解説します。

    「あとから後悔したくない」「できるだけ納得できる暮らしをしたい」そんなあなたにこそ読んでほしい内容です。

    「結婚前に確認すべき価値観」は、住まいのこと以外にもたくさんあります。
    👉 結婚前に必ず確認すべき10のこと|価値観の違いで後悔しないためのチェックリスト

    なぜ結婚前に「住まいの希望」を話し合うべきなのか?

    結婚生活を始めるにあたって、最初に直面するのが「どこに住むか」の問題です。

    場所・広さ・家賃・購入か賃貸か——住まいの条件は、お互いの価値観が色濃く表れるテーマのひとつ。ここを話し合っていないと、結婚後すぐにすれ違いや不満が生まれる原因にもなりかねません。

    たとえば「女性は実家の近くで出産・子育てしたい」と思っていても、「男性は職場から近い都心に住みたい」と考えていたら…?
    話し合わずに結婚してしまうと、「そんなこと聞いてなかった」「もっと早く言ってほしかった」といった衝突が起きてしまうことも。

    だからこそ、住まいに関する希望は、結婚を意識したタイミングで丁寧にすり合わせておく必要があるのです。

    住まいの希望は、価値観の“交差点”

    結婚後の住まいには、実にさまざまな条件が絡んできます。通勤・実家との距離・子育て環境・家計の負担・将来のライフプラン…。住む場所や暮らし方の希望には、相手の価値観がはっきりと表れるのです。

    たとえば、「一生賃貸で身軽に暮らしたい」という考えの人もいれば、「結婚を機にマイホームを購入したい」と考える人もいます。また、「駅近や都心部の便利な場所がいい」と思う人もいれば、「静かで自然が多い郊外がいい」と感じる人も。

    住まいは一緒に過ごす生活の“土台”になる場所です。ここでズレがあると、生活全体に違和感やストレスが積み重なりやすくなってしまいます。

    だからこそ、理想の住まいや暮らし方について、お互いの考えを言語化して確認し合うことが大切なのです。

    話し合っておきたい「住まい」の7つのチェックポイント

    pointと鉛筆で書いてある

    7つのポイントご紹介!

    住まいに関する価値観は、「結婚後のどんな暮らしを送りたいか」に直結する重要なテーマです。

    ここでは、話し合っておくべき7つの具体的なポイントを紹介します。どれもお互いの希望や優先順位が出やすい項目ですので、時間をかけてじっくり確認していきましょう。

    📌 住まいについて確認しておきたいこと

    • ✅ エリアの希望(都心・郊外・地元・実家の近くなど)
    • ✅ 通勤・通学時間や交通手段は?
    • ✅ 賃貸希望?持ち家希望?時期は?
    • ✅ 住居費の予算はどれくらいまで許容できるか
    • ✅ 子育てを意識した環境(学校・治安など)
    • ✅ ペットの有無や周囲の環境へのこだわり
    • ✅ 親との同居や介護も含めて考える必要があるか

    たとえば、女性が「自分の親のそばで子育てしたい」と思っていても、男性が「職場に近い場所に住みたい」と考えている場合、どちらかが我慢して住まいが決まってしまうと、必ず後から不満が出てきます。

    住まいの希望は、どちらか一方が決めるものでも、どちらかが我慢すれば済む話ではありません。自分の意見だけでなく、相手の理想や不安にも目を向けて、柔軟に話し合っていきましょう。

    住まいに関する価値観のすれ違いが生まれやすいケース

    住まいの希望については、最初は「どこでもいいよ」と言っていたとしても、いざ具体的に決めようとすると、驚くような本音が出てくることがあります。

    特にこのようなケースで、考え方の違いがはっきり出てしまうと、すり合わせが難しいなるかもしれません。

    💡 住まいでズレが生まれやすい例

    • ✅ 実家の近くに住みたい女性と、実家との関係から離れたい男性
    • ✅ 郊外の広い家を望む男性と、駅近の便利さを優先する女性
    • ✅ 賃貸派の女性と、早く持ち家を購入したい男性
    • ✅ 転勤があるため、仮の住まいとしてしか考えられない

    こうしたすれ違いの原因は、どちらかが悪いというより、前提としている生活のイメージが違うことによるものです。

    相手のこだわりが強かったり、自分の希望を否定されたと感じたりすると、相性が合わない相手とあきらめてしまうかもしれません。

    しかし、これは住まいの価値観に限ったことではありません。お互いに違るところがあって当然という前提で、「なぜその考えなのか」を掘り下げることが、お互いを理解し合う過程になります。

    価値観の違いを否定するのではなく、理解し合う姿勢で。お互いの人生経験や背景、相手ならではの考え方を知ることにもつながる、話し合いになりますよ。

    結婚後の生活を見据えた“現実的な選び方”とは?

    理想の住まいは人それぞれですが、結婚後の生活においては「現実的な条件」と「これからのライフプラン」を照らし合わせて選ぶことが欠かせません。

    特に大切なのは、「今の快適さ」だけでなく、「将来の変化」にも対応できるかという視点です。

    たとえば次のような現実的な条件を、ふたりで共有しておくとよいでしょう。

    📌 住まい選びで話し合っておきたいこと

    • ✅ 職場や通勤時間のバランスは取れているか
    • ✅ 家族が増えたときにスペースは足りるか
    • ✅ 両親のサポートが必要になったときに通える距離か
    • ✅ 家賃や住宅ローンなど、お金の面で無理な希望ではないか

    例えば、都心の1LDKで二人暮らしを始めた夫婦が、1年後に妊娠が発覚して急いで引っ越すことになったというケースもありますし、「家賃が安いから」と郊外に引っ越した結果、通勤時間が長くなって、ふたりでゆっくり過ごす時間が無くなったというパターンも。

    今だけではなく3年後、5年後を見据えた「住まいのビジョン」を持つことが、安心して暮らせる家庭づくりにつながります。

    住まいの希望が食い違ったときのすり合わせ方

    理想の住まいについて話し合っていくと、どうしても「自分の希望や考え方と違う…」と感じることが出てきます。

    でも、そこで感情的になったり、話し合いをあきらめてしまうと、ふたりの関係そのものに影響します。すり合わせの話し合いで大切なのは、二人にとって最適な着地点を見つけることです。

    では、具体的にどうやってすり合わせていけばいいのでしょうか?

    「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理する

    結婚後の住まいについて意見が食い違ったとき、大切なのは「どちらかが我慢する」ではなく、お互いの優先順位を整理して、譲れる部分と譲れない部分を明確にすることです。

    理想の条件をすべて満たす住まいを見つけるのは簡単ではありません。だからこそ、話し合いの前に「これは絶対に譲れない」という条件と、「あれば嬉しいけどなくてもいい」条件をリストアップして整理しておきましょう。

    📌 すり合わせしやすくなる考え方の例

    • ✅ 通勤時間30分以内は譲れない
    • ✅ 子育てを考えると自然や公園の多いエリアがいい
    • ✅ 家賃は月12万円以内に抑えたい

    このように、数字や理由を交えて条件を出し合うことで、お互いに納得感が出て、話し合いがスムーズになります。

    たとえば、男性が「職場まで30分以内」を譲れないと考えていて、女性が「緑の多い環境で子育てする」ことを優先したいなら、そのふたつを両立できるエリアや路線から探していけばいいわけです。

    どちらかが我慢するのではなく、“ふたりにとってベストな選択肢”を探す姿勢こそが安心となり、新しい生活への期待も高まっていきます。

    住まいにまつわる「将来のプラン」も話し合っておく

    今だけでなく、5年10年先を見据えて住まいについて話し合っておくことは、結婚生活の安定にもつながります。

    人生のフェーズによって、住まいに求める条件は必ず変わっていくものです。新婚当初は利便性を最優先していても、子育てを視野に入れると自然環境や学区が気になってくるものですし、さらにその先の暮らしまで考えると実家との距離やバリアフリーの環境が整っているかどうかも重要になります。

    たとえば、「数年以内に子どもが欲しい」と思っているなら、保育園の空き状況や通いやすさ、子育て支援が充実している地域かどうかも判断材料になります。逆に、夫婦ふたりで自由な生活を楽しみたいのであれば、通勤アクセスの良さや趣味を楽しめる立地が重視されるかもしれません。

    どんな選択にもメリットとデメリットがありますが、今だけでなく「将来どうありたいか」を共有することで、後悔のない住まい選びができます。

    持ち家 or 賃貸?価値観の違いに要注意

    結婚後の住まいでよく議論になるのが、「家を買うか、それとも賃貸で暮らすか」という選択です。

    どちらを選ぶかは金銭感覚やライフスタイル、さらには将来設計にも深く関わってくるため、夫婦間で価値観が大きく分かれるポイントでもあります。

    たとえば、「今は金利が低いうちに家を買いたい」と考える人もいれば、「転勤の可能性があるから、柔軟に動ける賃貸のほうが安心」と考える人もいます。住宅ローンを組むことに不安を感じるか、資産としてマイホームを持っておきたいと考えるかも、育った家庭環境や情報の取り入れ方で異なってきます。

    また、持ち家の場合は頭金や固定資産税、将来のリフォーム費用など、予想以上にお金がかかることも多いため、「知らなかった」では済まされません。

    重要なのは、お互いの理想や現実的な条件をきちんと共有し、納得できる形を一緒に選ぶことです。

    通勤・職場アクセスの優先度をどうするか

    結婚後の住まい選びでは、「誰の職場に近い場所に住むか」という通勤アクセスの問題も、意外とすれ違いの原因になりやすいポイントです。

    共働きが当たり前の時代だからこそ、片方だけが長時間通勤を強いられるような状況になると、不満が溜まりやすくなります。「仕事を続けたい」「家事や育児との両立を考えると、通勤時間は短くしたい」など、仕事に対する考え方や優先度によって、住まいの理想は変わってきます。

    たとえば、「夫の職場に合わせて引っ越したけど、自分の通勤が片道1時間半になり、体力的にも精神的にもつらくなった」という声は珍しくありません。反対に、夫婦でお互い30分以内の中間地点に住んで快適に暮らしている例もあります。

    大切なのは、お互いの仕事と生活のバランスを尊重したうえで、「どこまで妥協できるか」「どんな優先順位で考えるか」を事前に話し合っておくことです。

    通勤のしやすさは、日々の生活満足度に直結します。お互いの負担が少ない立地を、一緒に見つけていきましょう。

    家族との距離感はどう考える?

    結婚後に住む場所を考えるうえで、「お互いの実家との距離感」はとても大きなテーマです。

    なぜなら、親との付き合い方や距離の取り方は、家庭の価値観によって大きく異なるからです。「親の近くに住んでサポートを受けたい」と考える人もいれば、「夫婦だけの距離感を大切にしたい」と思う人もいます。

    たとえば、女性側が「出産後は実家の近くで子育てしたい」と希望していた一方で、男性側は「親の土地に家を建てる予定だった」というケースでは、どちらかが一方的に我慢する結果になり、のちのち不満が爆発することもあります。

    また、どちらかの家族が将来的に介護が必要になるかもしれないと考えると、その可能性も踏まえたうえで住まいを選んでおく必要があります。

    相手の家族構成や将来の親との関係性、距離感の理想を話し合い、「近すぎず、遠すぎず」のバランスを見つけることが、ストレスの少ない結婚生活につながります。

    家族との関係性は、住まいの選択にも直結します。ふたりだけで完結しないテーマだからこそ、早めに方向性をすり合わせておくことが大切です。

    家を買う?借りる?ライフプランに合った判断を

    住まいの選択で悩むポイントのひとつが、「賃貸にするか?購入するか?」という問題です。

    これはライフプランや仕事の安定性、家族構成などに大きく関わるため、簡単には決められないテーマですが、だからこそ結婚前に方向性だけでも話し合っておくことが重要です。

    たとえば、「転勤の可能性があるからしばらくは賃貸がいい」と考える人もいれば、「今のうちにローンを組んで早めに持ち家を確保したい」と考える人もいます。さらに「一生賃貸でもOK」と思っている人もいれば、「マイホームこそ家庭の土台」と信じている人も。

    どちらが正解というわけではありませんが、この考え方の違いは、将来的な住まい選びや住宅ローン、貯金計画にまで影響してきます。

    また、家を買う場合は「どこに建てるのか」「土地はあるのか」「名義やローンはどうするのか」といった現実的な問題も生じます。軽く見ていると、後で深刻な意見の食い違いに発展することもあるので注意が必要です。

    家を買うか借りるかは、人生設計の大きな選択です。二人の価値観をすり合わせ、将来像に合った住まいの方針を共有しておきましょう。

    子育ても同じ場所でできるか?長期的な視点で考える

    住まいの希望を話し合うときに、意外と見落とされがちなのが「その場所で子育てができるかどうか」という視点です。

    結婚後すぐに子どもを持つかどうかは別として、将来的に子育てを考えているのであれば、その環境が整っているかは重要な判断材料になります。

    たとえば、「今は職場の近くに住みたいけれど、子どもができたら自然の多い場所で育てたい」と思っている場合、今だけでなく数年先の移動も視野に入れておく必要があります。また、近くに親のサポートがある地域かどうか、小学校や保育園の選択肢、治安、通学環境なども見逃せないポイントです。

    「子どもは実家の近くで育てたい」「転勤が多いから定住できないかもしれない」「教育環境が充実している地域に住みたい」——こうした意見はどれも正当な考え方ですが、事前に話し合っていないと、いざ子どもができたときにはじめて衝突してしまうケースもあります。

    今の住まいだけでなく、“将来どこでどう暮らしていくのか”を見据えたうえで、子育てのしやすさも含めて住む場所を考えていくことが大切です。

    まとめ|住まいの価値観を話すことは“未来の安心”につながる

    笑顔で話す結婚相談所のカウンセラー

    結婚前のすり合わせは大切なステップです

    「どこに住むか」「どんな暮らしをしたいか」という住まいの希望は、結婚後の生活を形作るとても大切な価値観のひとつです。

    ですが、住まいの話は「すぐに答えが出るものではない」「条件が変わる可能性もある」からこそ、話し合いの優先順位が下がってしまいがちです。

    それでも、結婚を考える相手と「どんな場所に住みたい?」「何を大切に暮らしたい?」という対話を重ねることは、これからの人生を共に歩む上でとても重要なプロセスです。

    お互いの通勤・実家・仕事・子育て…すべてにとって完璧なエリアはなくても、何を優先して、どこを譲り合えるのかを共有しておくことで、不安の少ない結婚生活につながっていきます。

    「住む場所」ではなく、「どう暮らしたいか」を話し合うこと。
    それが、価値観をすり合わせる第一歩です。

    結婚前にすり合わせておきたい価値観は、住まいのこと以外にもたくさんあります。
    👉 結婚前に必ず確認すべき10のこと|価値観の違いで後悔しないためのチェックリスト

     

    「住む場所のこと、なんとなく話しにくい…」と感じたら

    結婚後の住まいって、仕事や家族のことも関わるから思っているより大切なテーマなんです。

    でも「いつ、どう切り出せばいいの?」って悩むこともありますよね。

    ブライズデザインでは、価値観のすり合わせに悩む方のご相談を日々お受けしています。

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