知らないとヤバい!結婚相談所での成婚率のカラクリ、数字に騙されるな!

「結婚相談所の成婚率は10%って見かけたけど本当?」
「成婚率80%の結婚相談所は嘘をついているの?」
「成婚率が高い結婚相談所を選んだ方が結婚できる?」

結婚相談所の成婚率についてネット上で見かけて、このような疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。

結婚相談所を管理する経済産業省の調査では、結婚相談所を通じて結婚に至った人の割合は男女ともに約10%と公表されていますが、結婚相談所の中にはそれ以上の高い成婚率をアピールしているところもあります。

では、高い成婚率は過大広告?まったくのデタラメ?なぜこんなに差が出てしまうのでしょうか?

そんな疑問にもお応えできるよう、このブログでは「成婚率とはどのような意味で、何を基準にして計算した確立なのか」を詳しく解説しています。

結婚相談所の成婚率に注目している人は、知っておかないとマジでヤバい話です。

まともな結婚相談所選びにもかなり参考になるはずですから、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも成婚率って何のこと?

成婚という言葉は、一般的に使う言葉ではありません。友達に「成婚するよ!」「成婚が決まったよ!」と結婚を報告する人は、まずいません。

結婚相談所でお見合い相手と結婚することが決まると成婚すると言いますので、婚活し始めてからこの言葉を知った人の方が多いと思います。

となると、婚活する皆様からみたら成婚率が低い相談所より、高い相談所のほうが「結婚できそう!」と思うでしょう。

でも、ちょっと待ってくださいね!

結婚相談所の成婚率を鵜呑みしにしたらヤバい理由を、詳しくお伝えします。

成婚=結婚ではありません

一般的に「結婚=入籍すること」ですが、結婚相談所でいう成婚とは、入籍のことではありません。

一人の相手と真剣に交際して結婚を目指すことを心に決め、カップルが揃って結婚相談所を退会すると決めたらなら成婚退会できます。

ですから、入籍よりもっと手前の交際段階で、成婚が決まることがほとんどです。

結婚相談所が独自に公表している成婚率とは、明らかに「その相談所で結婚(入籍)に至った人」を数値化しているわけではないのが、最も注意すべき事だと思います。

結婚相談所によって成婚の時期が違う

相談所を利用する人にぜひ注意していただきたいのは、「結婚相談所によって成婚とみなす時期が違う」ことです。

相談所の中には「交際が成立してから3ヶ月」とか「交際が決まった段階」としているところがあり、この時期が来ると相談所から退会を迫られます。

交際開始から間もないこの時期なんて、結婚するかどうか決められないのが本音でしょう。気軽に交際を始めたり交際期間が経過しただけでも、ルール通りに成婚となればこの相談所の成婚率は高くなってしまいます。

婚約成立を成婚とする結婚相談所とは、成婚の基準が違いすぎます。成婚の時期が違うことは成婚率に影響しますので、安易に比較できない理由はここにもあります。

成婚率の算出方法

経済産業省が公表している結婚相談所の成婚率は10%程度なのに、それ以上に高い成婚率を公表している結婚相談所があるのは疑問に思うところだと思います。

なぜこのような差が出てしまうのかというと、成婚率を算出する方法が違うからです。

経済産業省の調査で採用している算出方法は「成婚者数」÷「会員数」だそうですが、成婚率に関して基準も制限も決められていないため、結婚相談所が同じように計算しているとは限りません。

どの計算式を採用するかによって成婚率が変わり、成婚率の根拠そのものが自由なのです。

結婚相談所としては、高い成婚率でアピールしたい訳ですから、より高く算出できる計算式を採用する事は想像できますよね。

その相談所で結婚できるかどうかをはかるために、まったく違う基準で算出された成婚率を比較しても参考になりません。

年齢別の平均成婚率

もうひとつ注目しておきたいのは、年齢によって成婚率が違うことです。

IBJ日本結婚相談所連盟が毎年発行している「成婚白書2022年版」を参考にすると、「年代別の成婚しやすさ」というデータでは、男性と女性ともに年齢を重ねるごとに、相対的に成婚しにくくなっています

2021年では、男性40代前半、女性30代後半も成婚しやすい年代に入っていましたが、2022年のデータでは、成婚しにくくなってきたことがわかりました。

逆に「男性25~39歳」「女性20~34歳」の成婚しやすさは向上しているので、若い世代になるほど成婚しやすいそうですから、年代によって成婚率が変わります。

となると、相談所独自で公表している成婚率を年代別に細かく分析した様子はないですから、参考にならない数字だと思っておいた方がいいでしょう。

成婚率と結婚率の違いとは

成婚率のほかに、結婚率という数値があるのはご存知ですか?

結婚率とは「実際に結婚に至った割合を指した数値」のことですから、成婚率よりも結婚に至った割合を示す指標になります。

先ほどご説明したように、成婚率の元となる結婚相談所の成婚数に含まれるのは、実際には結婚(入籍)より早い交際の段階です。成婚退会したあとで交際を解消して、入籍に至らないケースもあります。

カップリングしただけで成婚する相談所ならなおさら、本人達だって本当に結婚するかどうかは確信がもてないまま退会した場合もありますし、実際に破局した経験談もよく聞きます。

結婚相談所を成婚退会したカップルが入籍前に破局した場合、その相談所に破局の報告が届くわけではありません。把握できない場合が多いです。

会員が多い結婚相談所ほど、退会後の会員の動向はわかりかねますし、把握できたとしても成婚率をわざわざ修正することはないでしょう。

成婚率とは違う「結婚率」という数値。正確な結婚率を公表している結婚相談所は少ないはずですが、結婚率を公表している相談所があれば参考にしてみるのもいいでしょう。

他のサービスと比較すると成婚率は高いのか?

他のサービスと比べてみたら?

最近はいろいろな婚活サービスがありますので、そのほかのサービスと結婚相談所の成婚率を並べてみると…

・結婚相談所・・・約10%
・マッチングアプリ・・・約10%
・街コンや婚活パーティー・・・2~3%

結婚相談所の成婚率は、街コンや婚活パーティーよりも高かったのですが、マッチングアプリとは変わりませんでした。

この数字、驚くかもしれません。「結婚相談所は真剣に婚活する場所なのになぜ低いの?」疑問に思う人もいるでしょう。

結婚相談所の成婚率が10%と低い理由

結婚相談所の成婚率が低いのはなぜかというと、男女それぞれで結婚相手に求める条件が違うことが理由に上げられます。

結婚相談所は結婚を真剣に考える方々が集まっていますので、相手への希望がけっこうシビア。

その中でも最も大きいのが年齢の希望条件です。

女性はいくつになっても、相手は同い年か年下でもいいくらいに思っていますが、男性は年下女性を希望する人が多く、30代男性だけでなく40代男性も20代の女性を希望しますので、ここで年齢条件の不一致がおきてしまいます。

また、女性は高年収の男性を希望しますので、多くの女性が競争率の高い好条件の男性ばかりに集中することになります。

女性は年収、男性は年齢で希望条件のギャップが生まれます。これも成婚率を10%と低くしてしまう理由になっています。

結婚相談所選びに失敗しないために

失敗したくないよね!

成婚率を参考に結婚相談所を選ぼうと思っていたのなら、この2つの視点を大切にしてくださいね。

実際の成婚者数を聞いてみよう

成婚率とはどんな算出方法を採用し、何を分母にするかによって、その確率が高くもなれば低くもなることはお伝えしたとおりです。

ですから、相談所選びの参考にしやすい数字として確実なのは、その相談所の成婚者が何人いたのかという成婚者数です。

たとえば最近の1年間でカウンセラー1名で成婚した人数を比較するとしましょう。成婚者数が5名の相談所と20名の相談所だとすると、基準が同じであれば違いはわかりやすいですね。

成婚を重視して運営されている結婚相談所であれば、それなりの実績に反映されるでしょうから、実際の成婚者数を知ることは、相談所同士を比べる一つの目安になると思います。

成婚率が高ければ結婚できるとは限らない

結婚相談所に登録しただけでは結婚できませんし、実際に結婚できるかどうかは、結婚相談所の成婚率で決まるものではありません。

結婚相談所に登録しただけで「もう大丈夫!結婚できる!」と安心してしまう人もいますが、決してそうではありません。

結婚相談所の婚活も、やはり自分自身が行動しないと活動は進みません。

会員システムにログインすることから始め、あなたの心が動かされる相手をみつけることも、お見合いするかどうか決めることも、最初から自分で判断して決めていかなければ活動は進みません。

登録しただけで安心して相談所にすべて任せっきりにしたり、相手からのアプローチを待っているだけ、受け身の姿勢ではいい結果に近づくことはできません。

良さそうに見える成婚率を鵜呑みにせず、数字に惑わされずに相談所を選んでいただきたいと思います。

成婚している人の特徴

6つの特徴をチェックしてみよう!

成婚率が100%でないということは、結婚相談所で婚活しても成婚できない人もいるわけです。

しかし!絶対に成婚を叶えるグループに入りたいですよね!!

結婚相談所で成婚する人に共通する6つの特徴をご紹介しますが、けっこう逆のパターンに陥って結婚が決まらない人は少なくないですよ。

結婚相談所で婚活しようと思うなら、こちらもぜひ参考にしてください。

相手の希望条件が多すぎない

理想の結婚生活をイメージすると、あれもこれもと結婚相手にたくさんの条件をつけたくなるものですが、理想通りで完璧な結婚相手がみつかることはほぼありません。

相手に対する希望条件が多すぎないということは、出会いのチャンスを厳しく絞り込まず、相手に対しても柔軟に考えることができるということ。

それに比例して良い出会いの可能性が広がれば、婚活そのものがうまくいくようになりますよ。

前向きでいつもポジティブ

職場や周りの人や環境について愚痴や悪口をよく言う人は、婚活中の出来事や出会った相手にも同じように言ってしまう様子を見ています。

結婚生活に期待するのは、明るく楽しい生活が毎日続いていくことですから、後ろ向きでネガティブな反応が強いタイプでは結婚相手に選ばれません。

楽観的に物事を考えられたり、明るく前向きな人のほうが、相手にも「一緒にいて居心地がいい」「ずっとそばにいたい」と思われ、好意的に受け入れてもらえます。

感情が安定していて喜怒哀楽が激しくない

感情の浮き沈みは多かれ少なかれ、誰にでもあるものです。

しかし、感情の起伏が激しかったり、気持ちが不安定になることが多いと付き合いにくいタイプです。相手にめんどうだと思われてしまっては、結婚してこれからずっと一緒にいるなんて難しいと判断されてしまうでしょう。

「穏やかで安定した結婚生活」を希望する人が多いように、精神的な安心と安定を感じられる相手なのかどうかはとても重要です。

穏やかな喜怒哀楽を共有し合える人が、結婚相手には好まれているようです。

聞き上手で初対面の人でも会話ができる

結婚相談所の出会いは、お見合いでの会話が楽しかったかどうかが第一関門。これを突破しないことには、次の段階に進むことはできません。

お見合いで会うのは、すべて初対面の相手です。初めて会った相手でも話しやすい雰囲気を作りながら、相手の話を聞き、会話のキャッチボールができる人はお見合いの後、相手から良い返事をもらっています。

自分の話ばかりで話を聞かない人、会話がかみあわない人は、婚活では避けられてしまいますよ。

謙虚に素直にアドバイスを受け入れる

今までの婚活の方法でうまくいくのであれば、結婚相談所で活動しなくてもよかったはず。

なのに、結婚相談所で婚活してもアドバイスに耳を傾けず、自分独自の方法を貫いてしまうと、うまくいかない方法を選んでしまいます。

アドバイスを素直に聞いて、謙虚な姿勢で自分の行動を改善していける人が、やはり成婚していきます。

誰に対しても礼儀正しく接する

婚活の場面では、気にいらない相手や興味を持てない相手には冷たい態度で接するなど、相手によって態度を変える人は、周りにはわからないと思うかもしれませんが、けっこう相手は気が付いています。

誰に対しても丁寧に礼儀正しく接する人は、あいさつやお礼の言葉、身の振り方にも現れますので、印象が良くて周りの人から好かれます。

結婚相手の決め手は、スペックなどの表面的なことよりも、最後に重要視されるのが内面の魅力です。内面の美しさはやはりにじみ出てくるものですので、磨き上げていきましょう。

まとめ

すっきりとした気持ちでいこう!

さて、このブログで成婚率についてのいろいろな疑問を解決していただけたでしょうか。

結婚相談所を選ぶ時、成婚率の高さは魅力的に思えるかもしれません。しかし、良い結果を本気で出したいと思うなら、数字のカラクリにだまされないでください。

同じ結婚相談所の立場としては、相談所に都合が良くなる算出の仕方で高い成婚率を出して、婚活する皆さんに安易にアピールするのはどうかと思っています。

一人一人にぴったりの結婚相談所なのかどうかは、成婚率という数字でははかれません。賢く相談所を選んでいただきたいと思います!

 

カウンセラー
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