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結婚を後悔した理由の第一位は?後悔しない相手の選び方を知っておきたい。
2021.03.11
皆さんにとって、理想の結婚生活とはどのようなものでしょうか?
現在、婚活中の人は「絶対に自分は後悔したくない!」「理想の結婚生活を叶えたい!」と強く思っているでしょう。
しかし実際には、結婚したことを後悔し、離婚という選択をしなくてはならなかった方々が少なくないのは、ご存知の通りです。
このブログでは経験者から聞いた「結婚を後悔した原因」を元に「後悔しない結婚相手選び」について詳しく解説します。
「結婚相談所で出会った相手なら失敗しないのか?」という質問にも、参考になる内容だと思いますよ。 ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
結婚相手選びで後悔した原因とは
離婚を経験した人、結婚を後悔している渦中の人も、もしかしたらこのブログを読んでくださっているかもしれません。
結婚相談所では、再婚を目指して婚活を始める方、ご相談にいらっしゃる方が増えていますので、実際に聞いたご相談内容から「結婚を後悔した原因」を解説します。
あせった勢いで結婚してしまった
一番多いのがこちらでした。結婚をあせるあまり”結婚”がゴールになり、相手のことをきちんと見ていなかったパターンです。
「これを逃すともう次がない!」と思うと、どうしても自分にとって都合の良いように、相手を見てしまいがちです。
これは「確証バイアス」といって、自分にとって都合が良い情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視したり集めようとしない傾向のことです。
「この人こそ、私の運命の人!」と思うと、無意識に良いところばかりに目がいき、マイナス面に目がいかなくなります。 そして”結婚”というゴールを果たした後、ようやく相手と合わない部分やうまくいかない理由に気が付いてしまうという残念な結果となります。
二人の将来についてすり合わせが足りなかった
結婚前にしっかり将来の話をしておくのも大切です。
ラブラブなうちは「今」しか見えていないので気づきにくいのですが、子どもを望む望まない、仕事をどうしていきたいなど、お互いのライフビジョンが大きく違っているにもかかわらず結婚してしまうパターンです。
ライフビジョンが大きく違う相手との結婚は、そこから溝が生まれる可能性が高いため、離婚に繋がりやすいです。
結婚は、人生を共に歩んでいくパートナーを得ること。歩んでいきたい道が最初からずれていていれば、遅かれ早かれ結婚生活を維持することは難しくなるでしょう。
価値観・性格をしっかり確認しなかった
離婚理由の第一位は、男女ともにダントツで「性格の不一致」です。
長年一緒に暮らしてきた親兄弟でさえ性格が違うのですから、生まれも育ちも違う相手とは性格や価値観が違うのは当然のことです。
その違いが許容の範囲内かどうか、お互い歩み寄れるのかを最初に確認しなかった結果、後悔してしまうケースも少なくありません。
参照:裁判所/平成29年 司法統計19特に金銭感覚の違い、生活リズム、仕事や子どもに対する考え方などは、結婚生活にも大きく関わるものは事前の確認が大切です。
条件面だけをみてしまった
相手の外面的なことばかりに気をとられていると、最も重要な内面の確認を怠りがちです。
相手の収入、年齢や容姿などの条件の良さを優先していると、価値観が違うことに気づけなかったり、後から性格の不一致が判明して結婚生活が長く続かないということが起こります。
現在の高い収入がそのまま続くとは限りませんし、収入が高い人ほど仕事が忙しくて家事を分担してくれない可能性もあります。
これから先に何が起こりそうかを予測し、その時に相手はどうのように行動する人なのか、しっかり内面も見極めなくてはなりません。
相手の希望ばかり優先させてしまった
相手に嫌われたくないあまり、言いたいことを言えなかった経験はありませんか?
婚活を頑張っている人ほど陥りがちなのが、相手に合わせ過ぎて疲れてしまうというケースです。
そんな状態で結婚してしまうと、気がつかないうちにストレスがたまり、限界がきてしまいます。
「最初から言いたいことを言える関係を築けいておけばよかった」「言いたいことを言える相手と結婚すればよかった」という声も多く聞かれます。
好きな気持ちを過信してしまった
恋は盲目。「一緒にいられるだけで幸せ」と思うことも多いでしょう。
ラブラブな恋人期間の延長で、一生を過ごすことができれば良いのですが、結婚生活はたくさんの現実的な問題が発生します。
男女ともに結婚前は好きな相手に合わせて頑張っていたことも、結婚後には素の部分が出てしまい、好きな気持ちが崩れてしまう。
タイミングを逃さずに、勢いで結婚することも必要かもしれませんが、相手の本質に気がついていないうちに結婚してしまうと、後から「こんなはずじゃなかったのに」「あんなに優しかったのは嘘だった」と思うものです。
後悔しない結婚相手を選ぶために
今までは後悔した理由やその内容を見てきましたが、もちろん逆に「結婚して本当によかった」「結婚して幸せが何倍にもなった」というカップルもたくさんいらっしゃいますし、私たちはそうありたいですよね!
今度は「どうすれば後悔しない結婚相手を見つけられるのか」をお伝えします。
条件面だけを見て勢いで結婚しない
相手の条件がいいというだけで結婚を決めるのはとても危険です。
年収が高い方はそれなりに仕事が忙しくて帰りが遅く、家事に参加しないから不満!という声もあります。
最初は「夫が稼ぐなら私が家事を」と理解してうまくいったとしても、子どもが生まれれば生活は激変します。 例えば、子どもが泣いていてもまったく見向きもせず、子育てにあてる時間すらない状態の毎日。いくらお金の稼ぎがいいからといって、その態度をあなたは許せるでしょうか?
産後クライシスという言葉もありますが、出産後に夫婦関係が崩壊したり、将来に渡って夫婦の不仲が続いていくカップルが増えています。
目の前の情報だけで判断するのではなく、未来の生活を冷静にイメージすることが大切です。
価値観・結婚観を細かく共有する
価値観は人それぞれ違うもの、最初からすり合わせしておきましょう。
結婚したらどんな生活を送りたいのか、優先事項はなんなのか、子どもは欲しいのか、休日にどのくらい一緒に過ごしたいのか、仕事のスタイルはどうなのか、食の時間や好みは合わせられるのか、家事はどの程度誰がするのか等々。今後の生活がお互いイメージできるところまですり合わせましょう。
もちろん実際に想像通りにいくとは限りませんが、その時にどう話し合うかまで最初に決めておくと、後から後悔することは少なくなります。
共同生活で譲れないポイントを見極める
今までずっと別に暮らしていたのですから生活スタイルの違いは絶対に出てきます。
そこで、お互い「絶対に譲れないポイント」「ここは相手に合わせてもいいよというポイント」を分けて話し合うといいでしょう。
後出しはすれ違いや喧嘩の原因になりますので、できる限り先に共有し、歩み寄りの形を決めておくとスムーズにいくでしょう。
気になることは成婚前にすり合わせをしておく
結婚相談所を利用している方であれば、上記のことは成婚前にすべてすり合わせがすんでいる状態にしておきましょう。
成婚後にすればいいと考えていると、譲歩できない部分にぶつかった際に、後戻りが簡単ではなくなってしまいます。 また、成婚前であれば仲人さんに相談したりサポートしてもらうことも可能です。
何でも素直に話し合える関係を築いておく
ここまでで分かる通り、事前の話し合いが大切ですね。何でも素直に話し合える関係でなければ、そのうち大きなずれが生じてしまいますし、楽しいはずの結婚生活が我慢ばかりではとても辛い思いをします。
結婚してからの人生の方が、今までより長くなる可能性の方が高いですよね。素直に自分の思いを伝えられる関係性を築いておくと、何か困難があった時にも一緒に乗り越えていけるはずです。
結婚相談所の利用を迷っている人へ
”相談所で結婚したカップルは離婚率が低い”と言われていることをご存知ですか?
もし、結婚結婚相談所で婚活することを迷っている人がいたら、選択肢のひとつに入れてみることをおすすめします。
日本の離婚率をご存知ですか?
そもそも、どのくらいの人が離婚しているのでしょうか?
まず全体の件数ですが、2019年に離婚した数は20万8489組、離婚率は1.69%でした。 (離婚率というのは年間の離婚届出件数÷日本人の人口数×1000で求めた数字です)
ちなみに、同年の婚姻数は59万8965組で、単純に離婚数を婚姻数で割ると、3組に1組が離婚すると言われる数字になります。
参照:人口動態統計月報年計/2019年厚生労働省結婚相手と出会った方法別で見ていくと、具体的なデータは取られていませんが、恋愛結婚では40%、お見合い結婚では10%の確率で離婚すると言われており、圧倒的に相談所での離婚率が低いと言われています。
結婚相談所で離婚率が低いのはなぜ?
結婚相談所での離婚率が低いのは、以下の理由があるだろうと考えています。
結婚に本気度の高い人同士が結婚しているから
結婚願望の高い人、本気で結婚したい希望する人が、結婚相談所には多く集まっています。
特に成婚を決めた方々は、結婚を目的とした出会いを重ねる中で、相手に歩み寄る気持ちを育て、問題があれば協力して解決しようとする姿勢を身につけていたように思います。
結婚はお互いの歩みよりで成立しますが、その覚悟がないと、結婚には苦痛なことが増えてしまうでしょう。
偶然の出会いや気持ちの勢いから結婚する場合でも、結婚を意識した準備を協力して行えるのか、何でも受け入れようと覚悟する気持ちを育てられるかどうかは、どんな出会いでも必要だと思います。
最初から結婚を前提に相手を見ているから
恋人関係になってから結婚に至るケースと違い、相談所では最初から結婚を前提としたお付き合いが始まります。
交際の早い段階から、結婚後どんな生活がしたいかを話し合い、結婚観や価値観を共有し合う時間がもてるのがお見合いから交際に発展した二人の特徴です。
歩み寄れる相手かどうかを、早い段階で判断することが可能になるので、結婚への考え方や価値観などが曖昧なままで結婚まで進んでいくことは、ほぼありません。
仮交際で複数の相手を比較して決めているから
相談所では「仮交際」といって、何人かの相手と並行して交際することが可能です。
そのために、他の人との違いやその人ならではの魅力や良いところを理解することができ、自分自身との相性や心惹かれる相手はどんなタイプなのかを実感して、気持ちの整理がしやすくなります。
また、何度か会っているうちに、「最初はそんなにタイプではなかったけれど、他の人よりも結婚後の価値観が合うことがわかり、だんだん惹かれていった」という事も少なくありません。
婚活のプロからアドバイスを受けられるから
相談所では何組もの成婚例を見てきた仲人がいますので、迷ったり悩んだりしたときはどのように考えればいいのかなど、困った時には客観的なアドバイスを受けられます。
自分一人で考えれば考えるほど、悩みや迷いはますます深くなります。
誰もが自分を客観的に見ることは、なかなか難しいものですが、悶々と考え込んでしまうような時は、第3者の意見が解決の役に立つことも。
アドバイスを受けながら冷静に判断できたり、違う視点から考えれば、「こんなはずじゃなかった」という残念な気持ちを減らせるでしょう。
結婚で後悔したくないあなたに伝えたいこと
どんな相手と結婚したとしても、何の問題も起きることなく、結婚当初の二人のままでいることのほうが、やはり難しいと思います。
結婚は、「新たな人間関係を深めながら、心を決めたパートナーと一緒に新しい人生のスタートラインに立つこと」です。
今までまったく違うライフスタイルを送ってきた人と共に生活するのですから、多かれ少なかれ相手に不満は出てくるもの。
結婚相手を選ぶときに一番大切なのは「お互いの違いに直面しても、違いを受け入れながら一緒に乗り越えていく!」「歩み寄れる関係を築こうと、一緒に努力できる!」と思える相手なのかどうかですよ。
ぜひ、あなたの気持ちを丁寧に確認していってくださいね。
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