
「40代の婚活は難しいから、今さら結婚なんて無理だよね」
「結婚したいなんて恥ずかしくて、誰にも言えないし相談なんかできない」
「いい人が見つかって、いつか結婚できたらいいな」
40代未婚女性の本音はいろいろ。仕事や趣味に没頭して、気がついたら40代になっていた?!という女性が相談にみえるもの最近では珍しくありません。
悩める40代のために、今回は特に”40代女性の婚活について”を、データを元に詳しく解説します。
そして、プロの目線でアラフォー婚活を成功させるコツもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
データでみる40代女性の婚活事情
40代女性の婚活に関する詳しいデータを見てみましょう。
40代で結婚していない人の割合はどれくらい?
5年に一度行われている国勢調査(最新データ2015年)の結果をご紹介しますと・・・
40代前半→24.0% 40代後半→20.5%
●女性の未婚率
30代後半→23.3% 40代前半→18.9% 40代後半→15.9%
仲の良い友達グループが4~5人いるとしたら、そのうち結婚していないのは1人くらい?あなたの周りには、同世代で結婚していない人は何人いるのか思い出してみると、いかがでしょうか。
また、30代後半から40代の変化を見比べてみると、未婚率の減少はどんどん緩やかになっていますよね。30代よりも40代になると、婚活の状況が厳しくなって結婚することが容易ではないことがわかります。
今年6月に発表予定の最も新しい2020年版データでは、もう少し未婚率が上がってくることが見込まれます。
40代が異性と出会う方法で一番多いのは?
では、40代はどのような場に出会いを求めて婚活を行なっているかというと、リクルートが行っている「婚活実態調査2020」のデータによれば、多くの40代が婚活サービスを利用して出会っているという結果になっています。
(参考URL:https://souken.zexy.net/data/konkatsu/konkatsu2020_release.pdf)
どの年代でもここ数年は婚活サービスの利用率が上昇していますが、特に40代の利用率が増えています。
40代になると周りには既婚者が多くなるので、合コンに誘われることもなくなりますよね。職場や学校やサークルといった身近な場所にも、独身者がいなくなるい…出会いの機会が少なくなること、実感している人も多いのではないでしょうか。
40代女性ならでは!結婚できない理由とは
40代になった今「周りはすでに既婚者ばかりだし、出会いがないから結婚できないのは仕方がない」とするなら、20代30代で、今よりもまだ出会いのチャンスがあるうちに結婚しなかったはなぜでしょうか。出会いの有無には関係のない理由があったと思います。
そして40代も同じように、出会いのチャンスだけに関わらない、結婚したいけど結婚できない理由があると思います。
どのような理由があるのか、40代ならではの特徴をまとめてみました。
男性に対する理想の条件が厳しくなった
相談にきた女性にヒアリングして「今まで理想の男性に出会えなかったので結婚できなかった」とおっしゃる方に共通しているのは、理想の条件が非常に多くて細かい傾向があるということです。
たとえば「年下男性が良い」「自分より年収が高くないとダメ」「身長が高くてスタイルもいい人が良い」「学歴は自分以上で長男は無理」など。譲れない条件が増えれば増えるほど結婚にたどり着くのは難しくなりますね。
職場のように男性にライバル意識を持ってしまう
特にキャリアを積んでいる40代の女性に多いのが、このタイプです。職場で「男性には負けけない!」という強い思いで仕事をしていると、ついつい婚活の場でも仕事の話をしてしまうようです。
仕事で女性が活躍し、共働きが一般的になったとはいえ、最初の出会いの場で仕事の話で盛り上がりすぎると、男性にとっては同僚か友達と話しているような状態です。恋愛対象にはなれません。
過去の経験を忘れられない
40代で婚活をしている女性はとても綺麗な方が多いです。友達に会えば「●●ちゃん、全然変わってない!20代の頃のままじゃん!」と、お互いに言い合う場面も経験していますよね。
話を伺うと、「昔は恋人が絶えなかった」「付き合ってる人が途切れたことがない」ということをよく聞きます。その経験をベースにしてしまうと、いつまでも20代の頃のままという感覚で、歳を重ねて変化していることに気がつけず、今の状態に目を向けられない人もいます。
モテていた時代をふと思い出したり、目の前の相手を過去の経験と比較したり、あの時以上に素敵な男性が現れることを期待したりなど、無意識に繰り返してしまうのも、経験豊かな40代ならではの特徴です。
実家暮らしで親に依存気味
国勢調査によると、40代未婚女性の約7割が、親や親族と同居しているというデータも出ています。
同居が「お金を貯めている」など前向きな理由ならいいのですが、実は、経済的にも家事なども親に頼りがちで、現実的な生活感覚を理解できないままの女性も少なくありません。
結婚相手を選ぶ男性からは、「自立した女性がいい」という声がとても多いため、実家暮らしで、かつ親に依存している女性では、男性目線からみれば最初から対象外になってしまいます。
自信がなく消極的になりがち
「今までずっと結婚できなかったせいか、自信をなくしてしまった」という方も多いですね。
独身の集まりが多い20代とは違い、40代は積極的に新しい出会いを探さないと、自然発生的に新しい出会いは生まれにくい状況だということは、先のデータで紹介した通りです。
若い時よりも、出会いの幅を広げる努力が必要な年頃ですが、過去のネガティブな感情が邪魔をして、なかなか前に進めてないのもよくある傾向です。
今日から試そう!アラフォー婚活成功のコツ
そんな皆様には、ぜひ参考にしていただきたい!今度は「どんなことをすれば結婚に近づくのか」を、プロの目線でまとめてみました。できることから取り組んでいきましょう!
譲れない条件を整理しよう!
理想の条件を持つことはとても素晴らしいことですが、大事なのは優先順位を明確にすることです。あなた自身だって、100点満点の完璧な女性ではありませんよね。男性も同じ。すべての条件を満たした理想の相手なんてどこにもいませんよ。
なので、自分にとって「絶対譲れないこと」と、「できればこうだったら嬉しい」というように、譲れる条件と譲れない条件に分けて、一度整理をしてみましょう。
柔軟な考えで許す心を持とう!
40代ともなると、今までたくさん経験してきたが故に相手に厳しい目を向けがちです。職場でもそれなりの責任がある立場にいる女性も少なくないでしょうから、厳しい目線で考えるのが当たり前になっていませんか?
結婚は、今まで歩んできた人生が全く違う人と、共に生活しなくてはなりません。いかに相手をおおらかに許すことができるかどうかが、夫婦円満のカギになります。日頃から意識して、相手や周りの出来事を「許す心」を育てていくと良いでしょう。
自分を認めて受け入れよう!
若い人と比較して、ネガティブになることがありませんか?そんなときは、魅力的な人ってどんな人だろうと考えてみてください。
たとえば「自分自身を大切にしている人」「自分に自信を持っていて、いつも明るく話ができる人」「笑顔が素敵でポジティブな人」など、年齢や体型などに関係なく、素敵な人は素敵です!
「若くてきれい」ということが、人として最優先の魅力ではありません。今の自分を受け入れたら、自分の魅力にもっと気が付けますよ。その人だけの魅力って、誰もが持っているものなのです。
受け身の姿勢をやめてみて!
40代は、出会いの幅を自分で広げる努力が必要です。なので、誰かに誘ってもらうのを待っておこう、気になる人がいるけど向こうから声をかけられるのを待ってみようという受け身の姿勢では、せっかくのチャンスを逃していることになります。
参加できる場所があれば一人でも参加したり、気になる人がいるのであれば自分から誘ってみたりと、行動を変えてみましょう!もしかしたら、とても大きな勇気がいるかもしれません。まずは小さな勇気でもいいので、少しでも行動を変えれば、その先の結果も必ず変わりますよ。
外見も内面もバランス良く磨こう!
素敵な男性に出会いたいなら、あなた自身も素敵になりましょう。相手に何か求めるのであれば、あなたも求められる人にならないと、二人のバランスがとれません。自分にだけ都合の良いことを求めても、うまくいきません。
だからといって、エステにお金をかけたり高い洋服やブランドもので外見ばかり磨くのはNGです。逆に中身で勝負とばかりに、読書をがんばったり料理教室に行くだけで、外見にまったく気をつかわないのもダメ。外見も内面も、バランスよく高めていく事が大切ですよ。
40代で結婚した女性5つの共通点
ブライズデザインでは、40代で結婚している方々がたくさんいらっしゃいます。実際に結婚できた女性たちに共通する特徴をまとめました。
女性らしさを大切にしている
成婚した方はとても女性らしい方が多いです。身だしなみに気を使っているというのはもちろんですが、相手を思いやる優しさや、相手を受け入れる広い心を持っていました。
言葉遣いも丁寧で、謙虚な姿勢で人と接することができる女性が、早いタイミングで成婚していると感じます。
出会いを増やす努力を惜しまない
一人でも婚活パーティーに参加してみたり、相談所で積極的に活動したり、地道に努力して出会いの幅を広げています。
いいなと思う相手には自分からアプローチしてみる。積極的に行動しようとする。そんな努力を惜しまない人が、自分でチャンスをつかみ取っていますよ。
視野を広げて会ってから考えてみる
やはり30代と40代では、婚活の状況が異なってきます。アプローチしてくる男性が年齢差のある年上ばかりになったり、バツイチの男性が多くなったりします。
結婚相手の男性について「昔だったら選ばなかった人だった」という人も多いです。「いろんな人に会ってみたら、考えていた以上に素敵な人だった」という声が聞かれます。
40代は見た目や年収で条件を細かく絞りがちですが、条件にあてはまらない人にアプローチされても、視野を広げて会ってから考えてみようという気持ちも必要です。
ネガティブな感情をコントロールできる
さまざまな感情は、年齢に関係なく出てくるものです。しかし、経験があるからこそ感情に振り回されず冷静になれますし、時には割り切って「さあ次にいこう!」と、執着せずに切り替えができるのも40代です。
いい意味であきらめがつくのは、この年齢ならではの心のゆとりといえるのではないでしょうか。
変化を怖がらずチャレンジする
結婚はしたいものの、今まで慣れ親しんだ生活が変わるのが怖い。その気持ちもわかりますが、成婚している人の多くは、今までと同じ行動では結婚できないからと、変化することをおそれずにチャレンジしています。
最近はオンラインお見合いも試してみたり、自分からアプローチしたり告白するなど、積極的に物事を考えて、行動や意識を変えてチャレンジした人が多い。やはり勇気が必要ですが、今までとは違う何かを少しでも変えることができれば、結婚に近づく大きなチャンスを掴むのです。
40代だってあきらめなくていい!
20代、30代と比較すると、アラフォーの婚活事情は大きく変わります。しかし、晩婚化も進んできている現在では、40代で結婚に至っている人たちが増えているのも事実です。
何もしなくても時は過ぎていきます。「いつか結婚したい」と思っているのであれば、今からでも遅くありません。
自分にとって大切なことならば、先送りせずチャレンジしてみてください。行動したら、きっと次のきっかけがみつかりますよ。
