「たくさん結婚相談所がある中から、どうやって選べばいいの?」
「いい結婚相談所ってどこをみればわかるの?」
「何を基準にして相談所を選べば失敗しないのかな?」
と、結婚相談所の選び方で困っている方はいませんか?
最初の結婚相談所選びに失敗したら、婚活そのものがうまくいかなくなる…そう思うと、相談所を選ぶには、かなり慎重になりますよね。
最近は新しい結婚相談所がどんどん増えていますし、テレビのCMでも電車の中でも、結婚相談所の広告を見かけますが、違いはよくわからないものだと思います。
実は同じ「結婚相談所」という名称を使っていても、いくつかの種類があり、特徴やサービスはかなり違います。詳しく知っている人は少ないかもしれません。
今回のブログでは、【入会前に知っておきたい結婚相談所の違いや特長、選び方の注意点など】をわかりやすくまとめました。
ぜひ効率よく婚活するためにも、結婚相談所を賢く選んでくださいね。
目次
入会前に知っておきたい!結婚相談所の種類とは
結婚相談所にはいろいろな種類があります。大きな特徴の違いから4つをみてみましょう。
(2)個人または法人が経営する小規模から中規模の地域密着型の結婚相談所
(3)特定の条件で利用者が限定されている結婚相談所
(4)オンラインで入会も活動も完結する結婚相談所
どの結婚相談所もだいたいこの中のいずれかにあてはまるわけですが、「大手だから安心」というわけでもありませんし、「個人でやっているからたくさんお世話してもらえる」とは限りません。
また、特定の条件(たとえば、医師、国家公務員、弁護士など有資格者)の相手に会えるという相談所もよさそうに見えますし、オンラインだけで婚活できるのがメリットに思えたとしても、相談所選びで見極めたい最初の大事なポイントは、お相手の紹介方法から選ぶことです。
結婚相談所を利用するなら最初に知っておいてほしいのが、”お相手紹介の2つのパターン”です。
<お相手紹介2つの方法>
●仲人型結婚相談所
結婚相談の経験値を活かして、仲人の手を介して紹介する、仲人型と呼ばれる紹介手法の結婚相談所
●データマッチング型結婚相談所
インターネットのAIや、システマチックな方法をもとにしたデータマッチング型と呼ばれる紹介手法の結婚相談所
このいずれを選ぶのかも、結婚相談所選びのポイントになりますので、もっと詳しくみてみましょう。
仲人型結婚相談所の特長とサービス
仲人型の一番の特長は、あなたの結婚への希望をヒアリングしてくれて、あなたの希望条件に合った人、性格的にも相性が良さそうな相手を紹介してくれるということ。
悩んだときに相談できたり、必要なアドバイスをしてくれるのも、仲人型サポートの大きな特長です。
また、お相手とお見合いが決まった場合、昔のお見合いの仕方ですと仲人が一緒に同席して会話するお見合いスタイルが主流だったのですが、最近は本人同士二人だけで待ち合わせてお見合いするスタイルへと、相談所全体が変わっています。
しかし、そのような傾向へと変化していながらも、仲人がお見合いに同行したり、仲人の同席サポートを行うのは、仲人型相談所の以前からの特徴でした。今でも同行同席サポートが残っている相談所もあり、他の相談所とは差別化しているところもあります。
仲人型の費用
仲人型の結婚相談所は、基本的に成果報酬型の料金メニューとなっています。
結婚が決まった時に支払う、成婚料が設定されているところが多く、その分を加算すると他の婚活サービスと比較して相場も高めです。
利用料金の項目と相場はこちらです。
●入会時の初期費用(入会金・登録料など) 10万~20万円
●毎月かかる費用(月会費やお見合い料など) 1万~2万円
●成婚成立料 10~25万円
●総額(半年で成婚退会した場合) 20~50万円
●総額(1年で成婚退会した場合) 30~70万円
仲人型のメリット
仲人型の結婚相談所を利用するメリットは、婚活のプロの目線で相手選びを一緒に考えてもらえることです。
結婚相手の理想や条件にこだわってしまうと、視野が狭くなってしまいがちですが、客観的な視点で相手を見てもらうと、自分ではわからなかったような部分に気づかされるので、 出会いのチャンスを増やすことができます。
さらに、条件が合うというだけでなく、一人ひとりの人柄を見て、相性の良い人を選んで紹介してくれるので、婚活そのものがうまくいく可能性も高まりますよ。 また、相手選びから成婚までを手厚くサポートしてくれるから、恋愛経験が少ない方や婚活初心者でも安心です。
仲人型のデメリット
仲介型のデメリットは、担当してくれる仲人やカウンセラーによって、サポートの質が変わってしまうことです。
仲人やカウンセラーたちは、結婚相談業というお仕事です。個人としての経験やコミュニケーション力、個人の考え方や価値観などには違いや差があるものです。
仲人という役割で会員をサポートする力が元々足りなかったり、会員個人との相性が元から合わかったりすると、あなたにとって必要なサポートがそしてもらえないかもしれません。
また、基本的に仲人型は手厚くて細やかなサポートがある分に比例して、利用する料金が高くなりやすいのがデメリットのように感じる人もいらっしゃるでしょう。
仲人型どんな人におすすめ?
仲人型結婚相談所は、このような方々にお勧めです。
●悩んだときに相談できる相手がほしい
●性格や人柄重視で相手を選びたい
●自分で何かを決めるのが苦手、勇気が出ない
●自分の希望する条件が整理できていない
●恋愛した経験が少ない
●恋愛や交際に自信がない
●成果報酬型で最後にまとめて支払う方法がいい
●費用は高くなっても、量より質を重視で婚活したい
●プロに相談できる環境で婚活してみたい
あなたはどのような希望がありますか?あてはまることがあったら、仲人型結婚相談所が役に立つかも。検討してみてくださいね。
データマッチング型結婚相談所の特長とサービス
データマッチング型とは、年収や学歴、居住地、趣味などのプロフィール情報を登録したデータベースの中で、希望の条件がお互いに合う相手をコンピューターによる機能を活用してみつけていくのが中心のサービスです。
データマッチング型はマッチングまでが主な提供サービスであり、相談やアドバイスなどには対応しないのが大きな特長です。
とはいえ、相談やアドバイスを受けられるようなオプションサービスを、追加で料金を払えば利用できることもあります。相談所毎にサポートの内容が違いますので、直接聞いて、十分に確認するといいでしょう。
データマッチング型の費用相場
データマッチング型のサービスが中心の結婚相談所は、入会時や初期費用や毎月の経費がある程度は必要ですが、成婚料が0円になっていることが多いです。
人の手間がかからないないため、その分の人件費などが加算されず、仲人型と比べたらややリーズナブルな価格です。
相場を見てみましょう。
●入会時の初期費用(入会金・登録料など)10~20万円
●毎月かかる費用(月会費やお見合い料など)1~1.5万円
●成婚成立料 0~5万円
●半年で成婚退会した場合の総額 15~35万円
●1年で成婚退会した場合の総額 20~45万円
データマッチング型のメリット
データマッチング型は仲人型と比べると、かかる費用も少しコンパクトな印象ですよね。
利用にあたっては身元確認の条件が緩かったり、オンラインだけで登録が完結できたりなど、カジュアルに婚活を始められる雰囲気がメリットといえるでしょう。
データマッチング型のデメリット
データマッチング型は、婚活プロフィールだけで相手に判断されてしまうため、条件や写真の印象を見ただけで、最初の出会いを作る前にお断りされやすくなります。
また、婚活が進む過程で相談したいことがあったり何か問題が起きても、相談できる相手がいませんので、自分一人で解決してがんばっていくしかありません。
婚活の進み方次第ですが、多くの方にとっては、相談できる相手がいないのは大きなデメリットになる時が来るでしょう。
データマッチング型はどんな人におすすめ?
データマッチング型の結婚相談所が合うと思われるのは、このようなタイプの方々です。
●結婚相手に求める条件がはっきりしている
●できるだけ婚活にお金をかけたくない
●いい人がいたら結婚したいと思っている
●自分のペースで気軽に婚活したい
●自分で考えてなんでも決められるし、自分で決めたいと思っている
●相談する相手は必要ないと思っている
結婚相談所を選ぶときに注意すること
実際に結婚相談所を選ぶ段階に入ったら、「これだけは注意しておきたい!」そんなポイントをいくつかご紹介しましょう。
成婚率は参考程度に見て決め手にしないで
結婚相談所のホームページなどを見ると、”成婚率〇〇%”という数字が掲載されていることがあります。
成婚率が90%と70%では、もちろん90%の方が良いように見ると思います。
結婚相談所の”成婚率”は計算方法が統一されていないので、どのような基準で計算された数字なのかは相談所ごとに違います。
より高い数字が出る基準で算出している結婚相談所もありますので、同じ意味で正確に比較するのが難しい数字です。
成婚率が高い結婚相談所だから、結婚できるかといえばそうでもありません。成婚率の数字の違いは参考程度に見ておくほうがいいですよ。
自分のライフスタイルや性格に合っている
生活時間のサイクルやライフスタイル、性格や考え方などに合うかどうかで、結婚相談所は活動しやすいかどうかが変わります。
仕事が忙しくて自宅に帰る時間が遅い人は、営業時間が長く、夜間の相談にも対応してくれる相談所のほうが便利です。
大手結婚相談所は社員なので、時間外の対応はしてくれませんし、就業時間が18時までなど、早い時間に営業時間が終わってしまうと相談したくてもできなくなります。
また、カウンセラーや仲人に直接会って相談するほうがいいと思っている人は、相談できるスペースを自前で持っている相談所や、毎月の面談が標準サポートに含まれている相談所なら相談しやすく、あなたらしい活動ペースも作りやすくなるはずです。
このように、あなた自身がどのような時間で婚活するのかを考え、結婚相談所にどのようにサポートしてもらいたいのかをイメージして結婚相談所のサービスをあてはめてみると、活動しやすい結婚相談所が選べますよ。
仲人やカウンセラー個人との相性も要チェック
仲人型の結婚相談所を利用したいなら、担当してもらえる仲人やカウンセラーと呼ばれる人との、個人的な相性もとても大事です。
仲人やカウンセラーにも、個人的な考え方や価値観の傾向があるはずですので、アドバイスの方向が個性的で偏っていたり、価値観が大きく違っていて話が合わないこともあるようです。
あなたとの相性が最初から大きくずれていたら、大事な場面での相談がしづらくなり、信頼できずに話せなくなってしまうでしょう。 結婚に関する相談が進んでいくほど、とても繊細な悩みや相談内容が出てくるものです。
そんなとき、話しづらいことでも話しやすい人に担当してもらえるほうがいいでしょうから、入会前にサポートを担当してくれる人との相性を確認できるといいですね。
特に大手結婚相談所は、無料相談の担当者は営業マンで、活動が始まるとサポート担当に引き継ぐことが多いです。活動が始まってみないと誰に担当してもらえるかわからないかもしれませんのでご注意ください。
説明が少ない結婚相談所に気を付けて
入会する前の無料相談や無料カウンセリングへ行ってみると、その相談所の雰囲気や対応の仕方の違いなども、よくわかります。いろいろな質問をしたり、その相談所についての説明を聞いたときに、あまりにも説明が少ない結婚相談所は本当に注意したほうがいいですよ。
結婚相談所は法律も関係する仕組みなので、十分に理解していないと質問に答えられなかったり、詳しい説明ができません。最近は副業で気軽に結婚相談所を開業する人達が増えているので、明らかに勉強不足で理解が浅い仲人もいます。
決してベテランの仲人や老舗の結婚相談所が良いというわけではありませんが、丁寧に納得のいく説明をしてもらえるかどうかは、直接話してみたらわかります。最初に合ったときの対応の仕方は、実際に婚活をし始めてからのサポートの中身と比例するように思います。
同業者としてはとても残念ですが、結婚相談所の経験が浅く、業務内容を十分に把握していない仲人や、それとは逆に、経験と実績があるために丁寧さが欠けてしまってずさんな相談をしている仲人も見かけます。
入会前の説明であなた自身が納得できるかどうか、確認してください。これも相談所選びの大切なポイントです。
料金よりも重要なのはサービス内容
他の婚活サービスよりも高額と思われがちな結婚相談所ですので、結婚相談所を比べるときに真っ先に一見るのも「料金はいくらなのか?」だと思います。
となると、どうしても料金が安いか高いかに注目しがちだと思います。婚活がうまくいくかどうかは、その相談所でどういったサービスを受けられるかです。
「入会金0円!月会費0円!」というようなうたい文句を見かけることもありますが、やはり金額とサービスは比例するもの。結婚相談は、タダでなんでもやってくれる?無料で質の高いサービスが受けられる?というようなものではありません。
サービスの内容によっては、出会いの数が制限されたり、思ったように相談できずに、婚活そのものが停滞してしまうこともありますので、金額よりも中身を見てください。
実際に登録して活動する前に、あなたがにとってどんなサービスがあると心強く思えるのかを考え、どんなサービスを提供してもらえるのかをよく聞いて、納得できるところを選んでくださいね。
あなたに合う相談所を選んでくださいね
ここまで結婚相談所の選び方のヒントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
今まで気が付かなかった新しい情報を得ていただいたり、なんとなく見て聞いていたことを整理していただけたらいいなと思います。
結婚への道のりはいろいろな段階を経ていくことになります。ひとつひとつ進んでいく中、信頼できる婚活のパートナーがそばにいてくれると、きっと婚活のあらゆる場面で心強く思えるはずです。
あなた自身が納得できる結婚相談所を選んで、婚活をスタートしてください。そして、結婚への道のりをどんどん進んでいってください!婚活を頑張っている皆さんをブライズデザインは本気で応援しています!