「お見合いの返事はいつまでに相手に伝えるの?」
「返事に迷ってしまってどうすればいいのかわからない」
「お見合いの返事は男性と女性のどちらからするべきなの?」
「お見合いの返事をするマナーって決まっているの?」
と、お見合いの返事についてアレコレと考えたことはありませんか。
お見合いした後の返事は「もう一度会いたい」のか「会うのを断る」のかYESかNOかのどちらかですが、この人と結婚するかどうかの返事ではありません。お見合いだけで結婚相手を決めることは難しいですね。
このブログでは、「お見合いの返事にまつわる疑問」をまとめて解決しながら「交際がうまく始められるお返事のコツ」も一緒に教えちゃいます。ぜひ試してみてくださいね。
目次
お見合いの返事はいつまでにするのがマナーなの?
お見合いしたら必ず相手に返事をするわけですが、それには基本的なマナー&ルールがありますよ。
まず、返事は「交際を希望する」か「交際を辞退するか」のいずれかを選んで決めますが、返事を伝えるのは担当の仲人(カウンセラー)です。
できるだけ当日中に、遅くても翌日の13時までには担当相談所に返事をするのが、会員様のお返事ルールとなっています。
1.お見合いの翌日13時までに
2.交際を希望するかしないかのいずれかの返事
3.仲人を通じて相手に伝える
仲人から仲人へ返事が伝わって、その後で本人に伝わるという順番ですので、伝わる時間に差が出てしまうわけです。
さらに相談所間にもルールがあり、翌日の17時を期限として相手仲人に連絡します。ですので、翌日の17時過ぎに本人に返事が届くことがあるかもしれません。
固定電話や手紙でやりとりしていた頃は、1週間後に返事をしても大丈夫だったこともありますし、返事をせずに放置したり、他のお見合いの結果で返事を変えたりすることも。共通ルールなんてほとんど無かった時期もありましたよ。
返事に迷ったときに試して欲しいこと
返事に迷うときは、急いで結論を出す必要はないですよ。
考える時間が欲しいときは、返事を待ってもらうように担当仲人に申し出ておきましょう。相手から先に返事がきたら速やかに伝えてくれるなど、配慮してもらえますよ。
1回会っただけのお見合いで「この人が結婚相手だ!」「私はこの人と結婚する!」と簡単にはわかりません。まずは、もう一度会いたいと思ったかどうかでシンプルに考えればOKです。
考える時間に余裕ができたところで、迷っている気持ちを整理する方法を試してみてください。
1.仲人に相談してみる
一人で考え込んでしまうと、迷う気持ちが深まってしまうこともありますので、婚活のプロの意見を聞いてみてはいかがですか。
客観的な目線でアドバイスしてくれる仲人なら、迷う気持ちを整理しながら返事を一緒に考えてくれますよ。
2.前向きに考えてみる
お見合いもご縁です。1回会っただけでは、結婚相手となる縁かどうかはわかりません。ならば可能性を広げるために、大切なご縁のひとつと前向きに考えてみる。
もう一度会ってから、その次はどうするのかを考えてもよいと思います。
3.嫌なところがなければもう一度会うと考える
返事を迷う理由の一つは「いやなところはなかったけど、これと言って会いたい理由がない」というあやふやな感覚ではないでしょうか。
興味をもてるような相手の情報が好きな過ぎるので、自分の気持ちがよくわからないだけかもしれません。もう一度会って相手に関する情報を増やしてみたら、次の段階で、自分がどうしたいのか自然にわかってくることも。
積極的に行動するとしたら、自分の気持ちを確認するための行動⇒再会を希望することですね。
4.第一印象を思い出す
第一印象が良い相手は、元々好みのタイプであることが多いので、何度か会う中で興味が高まる相手になるかも。
会話の内容や、話し終わった後の印象が薄ければ、最初に会った瞬間を思い出し、第一印象の良し悪しで考えてみるのもひとつです。
5.相手の返事を待ってみる
実際にもう一度会えるかどうかが決まるのは、相手も希望してくれた時だけです。
もし、「相手が希望してくれるなら、会ってみてもいいかな」と思えるのなら、相手の返事が先に届くのを待ってみてもいいでしょう。
その場合は、仲人にその旨を伝えて連携しておくと相手に失礼がありませんよ。
返事が遅い場合の主な理由3つ
相手からの返事がなかなか届かなかったり、時間がかかって遅くなった場合、いろいろと考えてしまってモヤモヤした気持ちになってしまうかもしれませんね。
返事が遅い時の理由は、主にこの3つが考えられます。
●もう一度会いたいとすぐに思わなかったので、のんびり返事をした
●返事を迷っていて、どうするかまだ考えているから返事ができない
●仲人には伝わっているが、返事をする作業ができないほど忙しかったり定休日や営業時間外で対応してもらえなかった
ちなみに「男性が断りたい場合は、女性から断らせるよう促すべき」とか「申し込んだ側が先に断るのは失礼なこと」といった考え方の傾向もあって、本人や仲人の判断で意図的に返事をしなかったり、わざと返事を遅らせることもありました。
今は意図的に仕向けるような行動が、マナーとして推奨されることはありません。速やかに正直に行動することが、相手に対しても誠実な姿勢だと思っておいてくださいね。
断ることも相手に対する配慮
たとえば、あなたは断るとすでに決めて、相手は迷っている場合を考えてみてください。
あなたが返事をしない間に、相手は迷い悩みながらもYESと決断してくれるかもしれません。でも、結どれだけ考えたって、すでに結果は出ています。
相手があなたのために費やした時間が無駄になってしまい、残念な気持ちになってしまうことが想像できますよね。だとしたら、断る時も早めに伝えるのが相手への配慮です。
どんな場合でも、早めに返事を伝えるのが、相手に対する誠実な姿勢です。
断る・断られることを怖がらないで
こんなふうに考えてしまう人は、返事を遅らせがちです。
●自分から断る勇気がない
●否定的なことを自分の口では言いたくない
●相手の気持ちを考えしまい本音を言えない
婚活はたくさんの出会いの中から、唯一の人を見出していく活動ですから、その一人を見つけ出すまでにはYESとNOを繰り返すことは避けられません。
お互いの気持ちを尊重するのが婚活ですから、自分の気持ちを受け入れ、その結果も受け入れていく勇気を持ってほしいなと思います。
気持ちが揺れてしまうときは、ぜひ担当仲人に共有してください。どんな気持ちも分かち合い、ご自身にもお相手にもベストな選択を考えていくのが仲人の役割だと思っていますから!
相手が返事を迷っている時
NOでもなくYESでもなく、お見合いの返事に迷ったり悩んだりする場合、男性か女性いずれか一方のYESのおかげで、その後の2人の関係が良い方向へ向かうケースもあります。
あなたが「もう一度会いたい!」と願う気持ちがあるのなら、ぜひ実践してください。
あなたのYESが相手の背中を押す!
返事に迷っているとき、相手から「ぜひもう一度あなたに会いたい!」と希望されたら、「向こうが会いたいって言ってくれるなら、会ってみてもいいかな」と心が動かされることもありますよね。
また、2人が同じように「もう一度会いたい」と思っていたのなら、ますますうれしい気持ちが高まって、次に会える日が待ち遠しくなったりします。
お見合いの後でもう一度再会したいと思ったのなら、少しでも早くYESの返事を相手に伝える。それが、相手の背中を押したり、期待してくれている気持ちをさらに高めてくれたりします。
良い返事は少しでも早く伝えよう
お見合いの返事、できるだけ早いタイミングはいつかというと、お見合いが終わった直後です。
もちろん、お見合いの場所から移動したりなどの都合もありますが、「すてきな人だった!もう一度会いたい!」と強く思った相手なら、できるだけ早く担当の仲人にその返事を伝えてください。
良いお返事を少しでも早く伝えて相手に検討を促すのは、相手からも良い返事をもらうコツ。タイミングひとつで結果が変わることがありますから、どのタイミングを選ぶのかは大切ですよ!
今はメールひとつで連絡ができますから、スピーディ―で便利なツールはこういう時にこそ最大に活用してくださいね!ベストなタイミング一番よく知っている仲人からのコツですよ~
返事を先に早く伝えるメリットとは
返事を考えている時に、相手から先に再会希望の連絡がきたらと想像してみてくださいね。
安心と信頼が背中を押す
返事を考えているとき、相手は自分のことをどう思ってくれているだろう?断られたりしないかな?と、いろいろなことを想像してしまいます。
相手が再会を希望してくれて、自分のことを想ってくれているとわかれば、安心してYESを選ぶことができますよね。あなたへの安心感と信頼も高まります。
返事を決める前に、相手の背中を前向きに押すことになるのです。
頼りになる勇気と決断力
迷い悩む時間が長くなるほど、ネガティブな気持ちの方が大きくなります。結果、迷いが深まってしまい、NOを選ぶ傾向を強くさせてしまいます。
相手の前向きな気持ちを知ると、迷い悩む時間が短縮でき、気持ちの整理もしやすくなります。その結果、あなたの決断力を心強く感じ、結婚相手にとって心強い魅力の一つとして、相手の心に残りますよ。
自分から先に返事を伝えていたとして、後で断られたらと考えると、ちょっと勇気がいりますよね…でも、相手に安心感を与えられる人をぜひ目指して欲しいと思います。その行動を認めてくれる相手が必ず現れるから!大丈夫!
お見合いの返事*基本のまとめ
お見合いの返事、基本マナー&ルールを再確認しておきましょう。
1.できるだけ早く、遅くてもお見合いの翌日13時までに
2.交際を希望するかしないかのいずれかの明確な返事
3.お見合いの中では返事に触れず、担当の仲人へ伝える
一つ一つの出会いを丁寧に考えて選択していくことが、ご縁を大切にすることにつながりますよ。
あなたにとって唯一のご縁をみつけるためには、お見合いの返事を決める過程は決断力を高める機会になるので、迷うときほどがんばってみてください。
結婚相談所の仲人は、あなたのどんな気持ちも尊重して応援していますよ。一緒に頑張りましょう。
一緒に喜び合ったり、うれしい気持ちはもちろんですが、残念でつらい気持ちも一緒に分かち合っていきます!