-
「夏のお見合いでも、スーツとネクタイが必須なの?」そう疑問に思う男性、実は少なくありません。
連日の猛暑。炎天下のなかを移動して、涼し顔をしながら1時間以上話す…「汗だくになりながらスーツ姿で行くなんて、正直きつい!」と思う方も多いでしょう。
実際、結婚相談所では夏場のお見合いに限っては“クールビズOK”とされていますが、注意したいのが、“マナー違反になってしまうクールビズ”が意外と多いこと。
お見合いは第一印象で勝負が決まるもの。
「暑さ対策のつもりが、相手に“だらしない”印象を与えていた…」なんてことにならないよう、クールビズでもきちんと感を保つ工夫が欠かせません。「夏だから仕方ない」で損をしないために――暑さとマナーのバランスを取った、スマートなお見合いスタイルを一緒に考えていきましょう。
💡この記事を読むとわかること
- ✅ 夏のお見合いで失敗しない男性の服装マナー
- ✅ ジャケット・ネクタイは必要?クールビズの正解とは
- ✅ “清潔感と快適さ”を両立させる工夫
- ✅ 女性がドン引きするクールビズのNG例
- ✅ 夏こそ要注意!汗・におい・身だしなみ対策
目次
夏のお見合い、こんな服装で行っていませんか?
「クールビズって、ネクタイもジャケットも要らないってことでしょ?」――そんなふうに思って、夏のお見合いに軽装で行こうとしていませんか?
たしかに、近年は“クールビズOK”を掲げる職場やサービス業が増えていますし、結婚相談所でも真夏のお見合いではジャケットなしでもOKとしていますが、それはあくまで“節度を持ったクールビズ”であることが大前提です。
実際には、「クールビス=カジュアル」と勘違いしたり「涼しい服の方がラクだから」と油断して、お見合いにはふさわしくない服装で来てしまう男性が少なくないのです。
「クールビズでいいんでしょ?」の誤解が失敗のもと
最近は男性の服装について「夏のお見合いはクールビスでOK、ジャケットは着用しなくてもいい」となっていますが、
「涼しさ優先でいい!どんな服装でも夏のお見合いなら許される」という意味ではありません。
これらは女性から見て、“お見合いを軽く見てるのかな?”という印象を与える典型例です。
✅ こんなNGな服装を選んでいませんか?
-
- 🔸 半袖ワイシャツにノーネクタイ、インナーなどが透けて見える
- 🔸 シャツが汗でぐっしょり…着替えを持っていない
- 🔸 ヨレたジャケットやチノパンでカジュアルすぎる
- 🔸 ビジネスバッグではなくトートやリュック
相手の女性が「夏のお見合い、男性たちはクールビススタイルでOK」と理解していたとしても、男性がどのような服装なのかで、婚活への本気度とか、お見合いに向かう誠実さを勝手に感じ取っています。
そのため、身だしなみに気を配らずにお見合いに来たら、「本気度が感じられない」「お見合い相手として軽く扱われた」と捉えてしまうのです。
第一印象は“服装の温度感”で決まる
何を着てお見合いに行くのか、その服装によって「その人がどれくらい誠実か」「お見合いという場をどれくらい大切にしているか」が強く伝わります。
特に女性たちは「相手が私とのお見合いをどれだけ大事に考えてくれているのか」をあらゆる角度から重視しています。そのひとつが相手の”服装選びの温度感”。その中から相手の気持ちの濃い薄いをとても敏感に察知しているのです。
たとえば、これが女性の本音です。
服装にがっかり周りがお見合いカップルばかりのカフェで、スーツにネクタイ姿の男性たちの中で、私の相手だけカジュアルな半そでシャツ姿。私自身の存在が軽く扱われている感じがしてがっかりしました。ドキッとしましたパリッとしたシャツに夏用のジャケット姿の彼はスマートで、丁寧に身だしなみを整えてお見合いに来てくれたことがわかりました。会った瞬間に、清潔感があって素敵だなと思いました。夏であってもお見合いらしい服装をしているだけで、「この人、本気なんだな」「丁寧に準備してくれたんだな」というプラスの印象が自然に生まれます。
もちろん、猛暑の中でジャケットを無理に着続ける必要はありません。でも、“きちんとした印象”を損なわない工夫は、夏のお見合いこそ欠かせないポイントなのです。
夏のお見合いの服装マナー|男性が好印象を与える着こなしとは?
お見合いは快適な室内で行うものとはいえ、自宅から会場までの移動は、過酷な暑さの影響は避けられません。お見合いの待ち合わせ場所に行くだけで汗だくになった…こんなこともあるでしょう。
女性の服装はいろいろなバリエーションがあって、お見合いに着て行く服装も自由です。夏向きの涼しげな服装も選べますので、暑さ対策に男性ほど悩むことはないでしょう。
男性の中には、真夏にお見合いしなくてもいいように、計画的に婚活する人もいるくらいですが、暑さを理由にお見合いを断ったり先延ばしするわけにはいきません。
基本のお見合いスタイルと合わせ、夏の暑さ対策を考えた男性の服装を解説します。
お見合いの服装はスーツ&ネクタイ
お見合いの場所は、ホテル内のラウンジやカフェなどがスタンダード。
結婚を意識した異性と会い、あらたまって会話するのがお見合いです。
気軽な友達に会って話すのとは違いますから、少しだけフォーマルを意識した服を着て行く必要があります。
そのTPOからすると、やはりスーツにネクタイの着用が男性の服装の基本となります。
いつもスーツを着て仕事をしている人は、季節を問わず手持ちの服もあるし、普段から着慣れているコーディネートなので、いざお見合いに行くとしても、着るものにはあまり困らないかもしれません。
しかし、スーツを着て行く必要のない仕事をしている人にとっては、わざわざ休みの日にスーツを着てお見合いに出かける時間は特別に感じますよね。
交際が進んでいけば、プロポーズでスーツを着用するかもしれませんし、相手の親御様に挨拶に行くときにも必要になるでしょう。季節を問わず、まずはお見合いにふさわしい基本スタイルをおさえた上で、夏のお見合いスタイルを考えていきましょう。
📌 こちらも読まれています
季節に関わらず「似合う1着」を持つことが婚活成功の近道です。
お見合いの服装、男性は似合うスーツが1着あればOK!クールビスはどこまでOK?
夏の間、お見合いの服装はクールビススタイルに変えても構いません、と言われていますが、ここで注意が必要です。
クールビズスタイルというと、”ポロシャツ・チノパン・スニーカー”などをイメージする人がいるかもしれませんが、お見合いのクールビズの基本は、「ネクタイは無くてもOKですが、ジャケットは着用しておきましょう」という範囲です。
ネクタイがないだけでも、男性にとっては首元の暑苦しさが無くなるので、少しは楽になりますが、上半身はジャケットの着用は推奨されています。基本のスーツスタイルとほぼ変わらないとおもっておいたほうがいい。
とはいえ、過酷な真夏に体調を崩すようでは無理がありますので、相談所側も推奨する程度に留めています。
一般的なクールビズスタイルの範囲や勤務先によっては、もっと緩くてカジュアル寄りかもしれません。クールビズスタイルへの切り替えに慣れている人ほど、お見合いならではのマナーを元にしたクールビスの範囲があることをここで確認しておいてくださいね。
ジャケットなしでも好印象を保つ工夫
ネクタイやジャケットを着用せずにお見合いする一番のデメリットは、婚活プロフィールの写真と印象が変わってしまうことです。
お見合い相手の女性は、写真で見た男性に会えると思っていますが、ジャケットを着用しない服装がカジュアルすぎたり、だらしなく見えてしまえば、第一印象で失敗します。
それを避けるためにやっておきたいことは、お見合いの前に相談所を通して「クールビズで行かせていただきますので、ご了承ください」など、ネクタイを着用しないことや半そでのシャツで行くことなど、予告をしておくことです。
先に伝えておけば、相手も心得て来てくれますから、第一印象でがっかりする度合いが軽減できます。仲人を通して正式に申し入れておけば、丁寧にお見合いを準備している姿勢が伝わりますので、逆に印象が良くなることだってありますよ。
カウンセラーIBJシステムでお見合いする場合、お見合い開始時間の一時間前まで「当日の服装・特徴」を自由に入力して相手に知らせる機能がついています。ぜひ活用してください。夏の服装で一番の課題は清潔感
清潔感がないのは絶対NG!
季節を問わず、お見合いの服装はスーツなら何でもいいわけではありません。実際に会ったとき、清潔感のあるなしを女性たちはしっかり見ています。
どんなところで清潔感が失われてしまうのか、夏ならではの注意すべきポイントを詳しく解説します。
清潔感の本当の意味とは
清潔感とは、毎日お風呂に入って清潔にしているのとは別の次元の話です。
実際に清潔であることは当たり前としたうえで、清潔感があるかないかを判断されてしまいます。
どんなところがそのチェックポイントになるのか、ここで確認しておいてくださいね。
●服装に関する清潔感の基本チェックリスト
1.ジャケット・シャツ・ズボンがしわしわ
2.肩回りのフケが目立つ
3.襟元や袖口に黄ばみや黒ずみ、擦れがある
4.靴・ベルト・かばんに色褪せや擦れがある
5.靴のかかとがすり減っている
6.スーツのサイズが合っていない
7.身に着けるものがそもそも汚れている など夏ならではの清潔感は、においと汗じみ対策
季節を問わず汗っかきな男性もいらっしゃるでしょう。特に夏は汗の量が半端ないですし、汗っかきを理由に夏を避けて婚活する人もいるくらいです。
暑さで吹き出てくる汗を簡単に止めることはできませんし、自分の汗のにおいには自分ではなかなか気が付けません。においがしないから大丈夫と思っている人も、気が付いていないだけで、汗をハンカチでふくだけでは足りていないかもしれません。
コンビニやドラッグストアで気軽に購入できる「制汗スプレー」や「ふき取りシート」などの便利アイテムを使ってみてください。
また、暑いから肌着を重ね着しないのではなく、機能素材で作られた「消臭&速乾効果の高い夏用の肌着」をインナーに着用しましょう。
夏のお見合いに役立つ、においと汗じみ対策になるだけでなく、あなた自身が快適に過ごせますよ。
ムダ毛を見えなくするのもマナー
ひげを剃ることは誰もが当たり前のようにやっていることですが、ひげや全身の脱毛を意識している、もしくは実際にやっているのは20代が中心層と言われていますので、ひげ以外には何もしていない男性が多いのではないでしょうか。
クールビズの服装は、腕や胸元のムダ毛が目立ちがち。「男だから生えていて当然」とか「生まれつきだから仕方がない」と気にしない男性もいますが、男性のムダ毛に女性はかなり敏感です。
実際のお見合いで「腕毛が濃くて気持ち悪かった」「胸毛が見えていて嫌だった」ことを理由に、女性が交際を断わるケースもあります。さすがにこの理由が本人に伝わることはほぼ無いので、いつまでたっても本人は気が付けません。
脱毛にはお金も時間もかかりますので、生えている毛を無くすのは簡単じゃありません。腕毛や胸毛が気になる…と思う人は、相手に見えないような服装を選んでください。となると、スーツにネクタイ着用が、一番隠しやすい服装かもしれません。
困ったケース「シャツ一枚だと、なんとなく乳首が分かってしまって…すごく嫌でした」と話していた女性がいました。肌着選びも大事です!夏のお見合い服装のコツ|ノーネクタイ&シャツ選びで“きちんと感”を演出
お見合いは着席して会話するため、上半身に相手の目線が集中します。シャツとジャケットとのコーディネートを爽やかにキメることが大切です。
夏のお見合いで、ノーネクタイでも「だらしなく見えない」ための工夫と、好印象を与えるシャツ選びのポイントを以下にまとめました。
ノーネクタイでも好印象!爽やかに見せる着こなし術
ネクタイを外すだけでは清潔感や誠実さが損なわれることも。以下の3つはすぐに実践できるマナーなので、必ず意識しましょう。
だらしなく見えないノーネクタイのマナー
●ネクタイが無くても決まるシャツを選ぶ
●一番上のボタンを1個だけ外す
●はみ出したり透けて見えない肌着を選ぶクールビズに最適なシャツとは?
いつものスーツセットからネクタイを外すだけでは不十分。お見合いには、きちんと感がありながらも涼しげなシャツ選びが重要です。
爽やかに見せるシャツ選び
●襟はボタンダウンやワイドカラーがおすすめ
●色は白やブルー系、ストライプ柄
●体に合ったサイズのもの
●肌着を見せない&透けさせない⬇️こちらも参考にどうぞ!
この投稿をInstagramで見るまとめ|夏でも“きちんと感”が伝わる服装が成功の鍵
夏のお見合いでは「暑さ」や「汗」に気を取られがち。暑さを理由に“ラフすぎる服装”で臨んでしまうと、「本気度が感じられない」という残念な印象に繋がってしまいます。
クールビズスタイルでいいと言われている夏のお見合いですが、多くの女性の声を元にすると、現場を知るプロとしては夏でもスーツにネクタイを着用するのがお勧めだとは思います。
とはいえ、無理をして体調を崩すことは避けたいですから、どんな装いでお見合いに出向くかは、その日の気温や気候、体調などを考えて、ベストな選択をしてくださいね。
🧡夏のお見合い服装のまとめ
- ✅ 暑さ対策しながら“清潔感と誠実さ”が伝わるよう工夫する
- ✅ クールビズOKでも「お見合いはフォーマル寄り」が基本
- ✅ プロフィール写真に近い印象を守る
暑さを乗り切ろう!これから2025年の夏はもっと暑くなりますよ。暑い夏本番のお見合いを乗り切りましょう!✳️ 婚活に関するご相談、もっと気軽にしてみませんか?
「この服装で大丈夫かな?」「第一印象が不安…」など、活動中のお悩みも気軽にご相談OK!
名古屋の結婚相談所ブライズデザインでは、LINE登録で無料アドバイスやお役立ち情報を全国の皆様にお届けしています。 -