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お見合いに手土産は必要?|渡す・渡さない迷ったときの判断とおすすめ7選
2025.04.27
「お見合いには、手土産を持っていったほうがいいんでしょうか…?」
結論から言うと、お見合いに手土産は必要ありません。せっかくのご縁だから、できるだけ丁寧に、好印象を持ってもらいたい。
そんなお気持ちから、何か用意したほうがいいのか…と迷ってしまいますよね。「手土産を渡せばお返事が良くなるかも?」という期待もあるかもしれませんが、お見合いの返事は、あくまで“お二人の相性やフィーリング”が決め手になります。
手土産のある・なしで結果が左右されることは、まずありません。
ただし、「ほんの少しの気遣いで、より良い時間を過ごせたら」そんな想いを込めて、ちょっとした品を用意する方もいらっしゃいます。
それが相手にとっても負担にならず、自然に受け渡しできるものであれば、会話のきっかけや和やかな空気作りにつながることも。
この記事では、これまで数多くのお見合いをサポートしてきたブライズデザインの経験をもとに、
💡この記事でわかること
- ✅ お見合いで手土産は必要? 渡すかどうか迷ったときの判断基準
- ✅ 選ぶならどんな手土産が正解? 相手に負担をかけず、印象をアップできる品
- ✅ 渡すタイミング・マナー|好印象を与える渡し方のコツ
を、あなたが安心してお見合いに臨めるよう、わかりやすく解説していきます。
どうぞ、最後までお付き合いくださいね。
目次
お見合いで手土産は必要?迷ったときの判断基準
「手土産は持っていったほうがいいのかな…」「逆に相手に気を遣わせてしまわない?」婚活中の方が、お見合いのたびに迷いやすいこのテーマ。
まずは基本の考え方と、もし渡す場合の判断ポイントを押さえておきましょう。基本は「なくてもOK」、でも気遣いが好印象につながることも
結婚相談所でのお見合いでは、手土産は基本的に不要とされています。
なぜなら、手土産があると、受け取った側が「何かお返ししなきゃ」と気を遣う場に変わってしまうからです。お見合いは、あくまでお互いの相性やフィーリングを確かめる場。そこに気遣いのプレゼントが加わると、逆に距離が縮まりにくくなることもあります。
とはいえ、ほんの少しの気遣いが場の雰囲気を和ませたり、会話が弾むきっかけになることも。
迷ったときは、「相手が負担に感じないか?」を基準に考えてみるのがおすすめです。こんなときは用意すると効果的
状況や相手によっては、手土産が好印象につながるケースもあります。
- ✅ 相手が遠方から来てくれる場合(感謝の気持ちを伝えたい)
- ✅ 共通の趣味や好みがわかっている場合(会話のきっかけになる)
- ✅ 初対面で緊張しやすい場合(和やかな雰囲気を作りたい)
たとえば――
「これ、地元で人気のお菓子なんです」と手土産を渡せば、
「そうなんですね! どんなお味なんですか?」と、会話が自然に弾むきっかけになります。お見合いの場では、どうしても最初は緊張しがち。
小さな心遣いが、ふっと場の空気をやわらげてくれることも少なくありません。もちろん、手土産が「相手に何かを与えなければいけない」という義務感になってしまうのは本末転倒ですが、
「ちょっとした気持ちを添えたい」という想いなら、素敵なきっかけになるはずです。大切なのは、「少しでも楽しい時間にしたい」という気持ちが自然に表れること。
無理せず、でも自分らしく、そんなふうに考えてみるといいかもしれません。実際にあった手土産のエピソード
ここで、実際にあったお見合いでの手土産にまつわるエピソードをご紹介します。
渡したことで会話が弾んだり、気持ちよく時間を過ごせたケースも。ぜひ参考にしてみてくださいね。💬 女性編|遠方から来てくれたお相手へ感謝を込めて
以前、遠方からお見合いに来てくださったお相手に、地元のお菓子を手土産にお渡しした女性がいらっしゃいました。
その場で「ありがとう!帰ってから楽しみにいただきますね」と笑顔で受け取っていただけたそうです。結果として、交際には至らなかったものの、「あのお見合いは和やかに終われてよかった」と、女性ご自身が前向きな気持ちで次の出会いに進めました。
💬 男性編|趣味がつながったコーヒーギフト
ある男性会員様は、「初対面では何か話題になるきっかけを作りたい」と思い、ご自身が最近ハマっているコーヒーのドリップパックを手土産として用意されました。
お相手の女性もコーヒー好きだったことがわかり、「この銘柄、気になってたんです!」と話が盛り上がったそうです。
結果的に、そのお見合いは交際成立へ。
「手土産が会話のきっかけになったのが大きかった」と、後日その男性からうれしいご報告をいただきました。お見合いの手土産|選び方のポイントとおすすめ7選
「もし手土産を用意するなら、どんなものがふさわしいんだろう?」
いざ選ぼうと思うと、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、相手に負担をかけず、気持ちが伝わる手土産選びのポイントと、実際におすすめの品を具体的にご紹介します。
選ぶときの3つのポイント
手土産を選ぶときに大切なのは、「相手が受け取りやすいかどうか」。
この視点を持っておくと、選ぶ基準がぐっとラクになります。具体的には、次の3つを意識してみましょう。
💡 手土産選びの3つのポイント
- ✅ 価格帯は500円〜1,000円程度
高価すぎると相手が恐縮してしまうため、「ちょっとした気遣い」が感じられるこの価格帯が安心。 - ✅ 「消えもの(食べてなくなるもの)」が基本
食べ物や飲み物など、後に残らないものは相手に気を遣わせにくく、受け取りやすい定番。 - ✅ 持ち帰りやすいサイズ感
バッグに収まる程度のコンパクトなものがベター。荷物にならない配慮が好印象につながります。
この3つのポイントを押さえておけば、「気遣い上手な人」と思ってもらえる手土産選びができますよ。
具体例7選|おすすめの手土産リスト
ここからは、実際にお見合いの場で渡しやすい手土産をご紹介します。
いずれも価格帯・サイズ感・相手への気遣いを考慮したものばかりなので、安心して選んでくださいね。迷ったときは、「消えもの」+「話題性のあるもの」を意識して選ぶと、会話も広がりますよ。
- ✅ 焼き菓子(フィナンシェ・マドレーヌなど個包装)
誰にでも受け入れられやすく、日持ちもする定番アイテム。 - ✅ ティーバッグセット(紅茶・ハーブティー)
飲み物なら好みがわかりづらくても安心。リラックスできる時間のお供に。 - ✅ ドリップコーヒーのセット
コーヒー派の方に。少量ずつ楽しめるドリップタイプがおすすめ。 - ✅ 地元のお菓子・名産品
地元トークのきっかけにも。小さな包みのものなら気軽に渡せます。 - ✅ ハンドタオル・ポケットティッシュ
後に残るものですが、実用的で負担になりにくいアイテム。
シンプルなデザインを選ぶと◎。 - ✅ スターバックスやタリーズのギフトカード(500〜1,000円分)
手土産にちょっと変化をつけたい方に。気軽に使える金額でOK。 - ✅ おしゃれな文房具(ペン・メモ帳など)
あまり重くならず、生活の中で使える小物もおすすめ。
これは避けて市販のお菓子を寄せ集めた手作りの詰め合わせは、安っぽく感じられることも。また、自分で作ったお菓子や食べ物を渡すのはやめておきましょう。市販の個包装されたお菓子を選ぶのが無難。ちなみに、お見合いでの会話のマナーや当日の流れが気になる方は、こちらもチェックしてみてください👇
👉 お見合いの流れやマナーを徹底解説した記事はこちら渡すタイミングとマナー|印象が良くなる渡し方
手土産を用意したとして、「いつ渡すのが正解?」
これも、悩みやすいポイントのひとつですよね。渡すタイミングや渡し方によって、相手への印象がぐっと変わります。
ここでは、スマートに渡せるコツをご紹介します。渡すのは帰り際がベスト
手土産を渡すタイミングは、お見合いの最後、別れ際が最適です。
なぜなら、最初に渡してしまうと相手が荷物を気にしてしまうから。
会話の途中で何度も持ち直したり、カバンに入れるのに気を遣わせたり――そんな小さな負担が生まれないよう、帰り際にさっと渡すのがスマートです。お見合いの終了後、別れ際に『本日はありがとうございました。よろしければお召し上がりください。』と一言添えて、さりげなく手渡すのが理想的です。
両手で渡して、ひと言添える
手土産を渡すときは、両手で丁寧に差し出すのが基本です。
その際に、さりげなく一言添えると、さらに好印象に。
例えば、こんな言葉が自然でおすすめです。
- ✅ 「今日はありがとうございました。良かったら召し上がってくださいね。」
- ✅ 「私の地元のお菓子なんです。お口に合えば嬉しいです。」
- ✅ 「少しですが、お時間いただいたお礼に…。」
ポイントは、簡潔に、笑顔で伝えること。あくまで「気持ちを伝えるため」なので、渡す側が恐縮しすぎないようにしましょう。
逆に、こんな渡し方は避けた方が無難です。
- ❌ 相手から「お気遣いなく」と言われても、強引に渡す
- ❌ 過剰にへりくだったり、恐縮しすぎる
- ❌ 包装が派手だったり、パッと見ただけで豪華すぎるものを渡す
あくまで自然なやりとりの一部として、相手に負担をかけずに渡せるのが理想です。
お見合いでの服装や身だしなみも気になる方はこちら👇
👉 婚活女性のための服装マナーと好印象のポイントよくある質問|手土産に関するQ&A
手土産については、実際にお見合いを控えた方から細かいお悩みやご質問をいただくことが多いです。
ここでは、よくあるケースをピックアップしてお答えします。Q. 手土産なしでも失礼に思われませんか?
A. まったく問題ありません。手土産は必須ではないため、用意しなかったからといってマイナスになることはありません。
大切なのは、お相手への敬意や感謝をしっかり言葉で伝えることです。大切なのは、お相手への敬意や感謝をしっかり言葉で伝えることです。
Q. 相手の好みがわからないときはどうしたらいい?
A. 無理に用意しなくてもOKですが、選ぶなら万人受けする焼き菓子やお茶類が安心です。
迷う場合は「消えもの+無難なもの」を意識しましょう。Q. ホテルラウンジでのお見合い。手土産はどうすべき?
A. ラウンジでのお見合いは食事や飲み物が出るため、手土産は基本不要です。
用意した場合も、帰り際にさっと渡せる小さなものがベターです。Q. お断りの返事を考えている場合も手土産を渡すべき?
A. 基本的には用意しなくても構いません。
無理に気を遣わなくてもOKですが、どうしても渡したい場合は「今日はお時間をいただいたお礼に」という気持ちで渡すのが良いでしょう。Q. 手土産を渡した相手から断られた場合、気まずくなりませんか?
A. 手土産はあくまで感謝の気持ちを伝えるもの。結果に関わらず、誠意は伝わりますので、気にしすぎる必要はありません。
Q.手土産の渡し方で、好印象だったエピソードはありますか?
A. 以前、30代女性会員様が「今日はお時間いただきありがとうございました」と、ほんの一言添えて小さな焼き菓子を渡されたケースがありました。
男性側からは「気遣いがうれしくて、リラックスできました」というお返事が。
渡し方やタイミング次第で、好印象につながることもあります。Q.何か一つ準備しておいたほうがいいですか?何も渡さないのは不安です。
A. 手土産に限らず、お見合いの事前準備として「相手への感謝を伝える言葉」や「会話のきっかけ」を考えておくと安心です。
会話が広がるアイテムとして手土産を選ぶなら、話題性のあるもの(地元のお菓子など)が◎。
無理せず「手土産があってもなくてもどちらでも大丈夫」と思える心もちで準備できるのが一番です。お見合いの準備や流れについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
👉 お見合いの流れやマナーを徹底解説したこちらの記事へまとめ|手土産は“ちょっとした気遣い”でOK
お見合いでの手土産について、いろいろと悩む方も多いですが――
- ✅ 手土産は必須ではありません。
- ✅ 渡すなら「相手が負担に感じない」ものを選ぶ。
- ✅ 渡すタイミングは別れ際にさりげなく。
- ✅ いちばん大切なのは、あなたの笑顔と会話です。
手土産は、あくまで“ちょっとした気遣い”。
なくても十分、あなたらしさや思いやりは伝わります。それでも「何か添えたい」と思うときは、この記事を参考に気軽に選べるものを探してみてくださいね。
お見合いは、これから始まるかもしれないご縁への第一歩。
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