お見合いでの男性の服装は、スーツにネクタイを着用するのが基本ですが、「夏のお見合いにスーツにネクタイ必須だなんて暑すぎる!」と思っている方、安心してください。
この過酷な暑さの中では熱中症なども心配ですから、服装で無理をする必要はありません。暑い季節はクールビスの装いに変えてもOKとされています。
しかし、カジュアル過ぎるクールビズはマナー違反になるので要注意。けっこう多発しているらしいですよ。
夏のお見合いにどのような服装で行けばマナー違反にならないのか、クールビズでも好印象をアップするコツをまとめました。
夏だからこそ気をつけたい汗やにおい対策なども、こっそり教えちゃいます。
ぜひ参考にしてください。
目次
夏のお見合いでおすすめの男性の服装は?
お見合いは快適な室内で行うものとはいえ、自宅から会場までの移動は、過酷な暑さの影響は避けられません。お見合いの待ち合わせ場所に行くだけで汗だくになった…こんなこともあるでしょう。
女性の服装はいろいろなバリエーションがあって、お見合いに着て行く服装も自由です。夏向きの涼しげな服装を選ぶことができるから、暑さ対策に男性ほど悩むことはないでしょう。
男性の中には、真夏にお見合いしなくてもいいように計画的に婚活する人もいますが、暑さを理由にお見合いを避けるわけにはいきません。最初に基本のお見合いスタイルと合わせ、夏の暑さ対策を考えた男性の服装を解説します。
お見合いの服装はスーツ&ネクタイ
お見合いの場所は、ホテル内のラウンジやカフェなどがスタンダード。
結婚を意識した異性と会い、あらたまって会話するのがお見合いです。
気軽な友達に会って話すのとは違いますから、少しだけフォーマルを意識した服を着て行く必要があります。
そのTPOからすると、やはりスーツにネクタイの着用が男性の服装の基本となります。
いつもスーツを着て仕事をしている人は、季節を問わず手持ちの服もあるし、普段から着慣れているコーディネートなので、いざお見合いに行くとしても、着るものにはあまり困らないかもしれません。
しかし、スーツを着て行く必要のない仕事をしている人にとっては、わざわざ休みの日にスーツを着てお見合いに出かける時間は特別に感じますよね。
交際が進んでいけば、プロポーズでスーツを着用するかもしれませんし、相手の親御様に挨拶に行くときにも必要になるでしょう。季節を問わず、お見合いにふさわしい基本スタイルをおさえておいてくださいね。
クールビスはどこまでOK?
夏の間、お見合いの服装はクールビススタイルに変えても構いません。
となると、”ポロシャツ・チノパン・スニーカー”をイメージする人がいるかもしれませんが、お見合いのクールビズの基本は、「ネクタイは無くてもOKですが、ジャケットは着用しておきましょう」という範囲です。
勤務先で決められている範囲はもっと緩いかもしれませんが、会社に行くのと同じ服装にすると、お見合いではカジュアル過ぎる場合があります。
ネクタイがないだけでも、男性にとっては首元の暑苦しさが無くなるので、少しは楽になりますが、上半身はジャケットの着用は推奨されています。
とはいえ、過酷な真夏に体調を崩すようでは無理がありますので、推奨程度に留めています。
お見合いならではのマナーを元にしたクールビスの範囲がありますので、注意してくださいね。
ジャケットを着用しないときにやっておきたい裏技
どうしても暑すぎるときは、ジャケットを着用せずにお見合いに行っても構いません。
もしくは、お見合いの待ち合わせ直前から最初の挨拶まではジャケットを着用して、着席する時にでジャケットを脱いだり、ジャケットは羽織らずに手に持ったスタイルにしてもいいでしょう。
しかし、知っておいてほしいのは、ジャケットを着用せずにお見合いする一番のデメリットは、婚活プロフィールの写真と印象が変わってしまうことです。
婚活写真では、どなたもスーツスタイルで写真を撮って掲載していますので、お見合い相手の女性は、写真で見た男性に会えると思ってお見合いに来ます。
ジャケットを着用しない服装がカジュアル過ぎたり、だらしなく見えてしまえば、相手の期待を裏切ってしまうかもしれません。
それを避けるためにやっておきたいことは、お見合いの前に相談所を通して「クールビズで行かせていただきますので、ご了承ください」など、予告をしておくことです。
先に伝えておけば、相手も心得て来てくれて、丁寧にお見合いを準備している姿勢が伝わりますので印象が良くなりますよ。
結婚相談所の方針によっては、緊急連絡以外の伝言を受付ないところもあります。となると、この裏技が使えない可能性もあるのですが…。当日の服装は直前に決めることが多いと思いますが、お見合いの日時と場所決まったときが一番伝言しやすいので、タイミングが難しくなければぜひ伝言してもらってください。
夏の服装で一番の課題は清潔感
お見合いの服装はスーツなら何でもいいわけではありません。実際に会ったとき、清潔感のあるなしを女性たちはしっかり見ています。
どんなところで清潔感が失われてしまうのか、夏ならではの注意すべきポイントを詳しく解説します。
清潔感の本当の意味
清潔感とは、毎日お風呂に入って清潔にしているのとは別の次元の話です。実際に清潔であることは当たり前としたうえで、清潔感があるかないかを判断されてしまいます。
どんなところで判断されるのか、ご自身でも確認しておいてくださいね。
●服装に関する清潔感チェックリスト
1.ジャケット・シャツ・ズボンがしわしわ
2.肩回りのフケが目立つ
3.襟元や袖口に黄ばみや黒ずみ、擦れがある
4.靴・ベルト・かばんに色褪せや擦れがある
5.靴のかかとがすり減っている
6.スーツのサイズが合っていない
7.身に着けるものがそもそも汚れている など
★こちらのブログも参考にどうぞ!
汗染みとにおい対策
季節を問わず、汗っかきの男性も多いようですね。特に夏は汗の量が半端ないですし、汗っかきを理由に夏を避けて婚活する人もいます。
出てくる汗は止められませんし、自分のにおいは自分ではなかなか気が付けません。においがしないから大丈夫と思っている人も、汗染みとにおい対策はやっておくことをお勧めしますよ。
タオルで汗をふくだけでなく、夏向けの制汗スプレーやふき取りシートの便利アイテムを使うと快適!コンビニでも販売していますから手軽に使えます。
肌着の選び方
シャツの胸元や袖口などから肌着が外に見えないのは、基本的なマナーです。
また、黒などの濃い色の肌着を着用したり、肌着を着ずにシャツ一枚で着るのもNGです。シャツから透けて見えると気になってしまいますから、相手に気を遣わせないようにしましょう。
汗を速乾する機能や汗のにおいを抑える抗菌防臭など快適機能の素材を選ぶと、汗をかいても汗染みになりにくかったり、においを抑える効果も期待できます。ユニクロが有名ですが、夏用に開発された機能的な商品をぜひ使ってみてください。
ムダ毛の処理
ひげを剃ることは誰もが当たり前のようにやっていますが、全身のムダ毛処理を習慣的に行っているのは10代20代が中心層で、30代以降になると意識がまだまだ低いようです。
クールビズの服装は、胸元や腕のムダ毛が目立ちます。「男だから当然」とか「生まれつきだから仕方がない」と気にしない男性もいますが、ムダ毛が目立ちすぎると女性からは清潔感がないと思われてしまいます。
ムダ毛には個人差がありますがプロに任せて男性脱毛にチャレンジしてもいいかもしれません。もし、十分に処理できないなら半袖シャツは避けて、長袖で目立たないようにしたほうがいいでしょう。
夏のお見合い服装のポイント
お見合いは着席して会話するため、上半身に相手の目線が集中します。シャツとジャケットとのコーディネートを爽やかにキメるのも大切です。
夏のお見合いの服装、ポイントをまとめました。
ノーネクタイ着こなしのコツ
ノーネクタイを爽やかに決めるための必須マナーをご紹介します。だらしなく見えない着こなしに、この3つはすぐに実践できること。難しいことではありませんから、絶対おさえておきましょう。
だらしなく見えないノーネクタイのマナー
●ネクタイが無くても決まるシャツを選ぶ
●一番上のボタンを1個だけ外す
●はみ出したり透けて見えない肌着を選ぶ
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クールビズ向けのシャツ選び
いつものスーツセットからネクタイを外すだけでは、だらしなく見えてしまいます。クールビズ用の1着をぜひ用意してください。
爽やかに見せるシャツ選び
●襟はボタンダウンやワイドカラーがおすすめ
●色は白やブルー系、ストライプ柄
●体に合ったサイズのもの
●肌着を見せない&透けさせない
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ジャケット有り&無しのコーディネート
男性の服装で最も大事なのが、体に合ったサイズです。シャツもスーツも、自分の体型に合ったシルエットやサイズを選んでください。体型にぴったりの見た目も爽やかな印象のシャツなら、ジャケットがなくても格好良く着ることができます。
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まとめ
真夏のお見合いは気を遣うことが多いですね。
ここでは男性向けの対策をご紹介しましたが、女性だって汗のにおいはありますし、汗でメイクは崩れるし、服に汗染みが出るのも気になる…夏のお見合いが大変なことは、よくわかっています。
お見合い相手の男性が、ジャケットを着用せずに写真の印象よりだらしなく見えるのも、シャツの半そでから汗まみれの腕がむき出しになっているのも、なんとなく汗臭いのも”夏だから仕方ない”ことだと納得できます。でも、「私には無理!受け入れられない!」って思うのが、女性の本音です。
だからこそ、夏のお見合い準備は念入りにやっておくべきです。
目の前に巡ってきた、良い出会いを逃さないように!婚活がんばりましょう!