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結婚相談所でサクラに出会った悲劇。グレーな存在は確実にいる。
2022.09.03
「結婚相談所にサクラっているのかな」と思ったことはありませんか?
嘘か本当かわからない結婚相談所のいろいろな噂を耳にしたことがあるとしたら、その中に「結婚相談所にはサクラがいる」という噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
本気で婚活しているのに、サクラと呼ばれるようなとんでもない人に会うことは絶対に嫌ですね!
このブログでは、結婚相談所にはサクラがいるって本当?良質で安心の相談所を見抜くポイントなどを、結婚相談所の内側の人だけが知っていることを本音で詳しくお伝えします。
最後までどうぞご覧ください。
目次
結婚相談所にサクラはいるのか?
結婚相談所にサクラはいないと言われていますが、グレーな部分も存在します。
結婚相談所で起こる全ての出来事は、個人情報保護という言葉に守られているので、詳しいことは公には出せません。結婚相談所という場所は、かなりクローズドな世界なので、はっきり言って、あやしいと思われても仕方が無いことばかりだと思います。
もし、好ましくない意図的な行為や行動をする人達がいたとしても、それがわざわざ企てたものか、サクラとして雇われた人が起こしたのか、それとも自然発生的なものなのか、結婚相談所のスタッフや仲人など、相談所の内側から見ても、確実に黒だと確信できないこともあります。
結婚相談所のサクラってどんな人?
ちなみに「サクラ」とは、運営側に雇われた偽の客のこと。運営側のメリットになるよう意図的に行動するにもかかわらず、自然な客に見せかけるのがすごくうまい。
結婚相談所でサクラの可能性があるのはこんな人だと思われます。
●お見合いの成立実績を装うため、お見合いするだけで交際には進展しない相手
●相談所を辞めさせないために、意図的に交際を長引かせる交際相手
●イベントの参加者が足りない時に穴埋めで参加する人 などこうした悪質な目的があっても自然に振舞ってしまえば、サクラだと見抜くことはほぼできません。
そういったあやしい話に巻き込まれないようにするには、かなり注意することが必要だと思います。
結婚相談所にサクラがほとんどいない理由
相談所同士の情報交換で「あの相談所にはサクラがいる」とか「あそこの会員は注意したほうがいい」など、裏情報が流れてきたこともあります。
他の相談所を辞めてきた会員から、「あそこの相談所でひどい目に遭った」「まったく活動が進まなかった」など、婚活の様子を聞かせてもらうと、グレーと思われる存在に気がついたこともあります。
しかし、結婚相談所を取り巻く環境はかなり変わりましたので、今はサクラの存在を耳にすることはほぼありません。その理由を解説します。
サクラを紛れ込ませるメリットがない
サクラがバレてしまえば、その結婚相談所への信頼はなくなり、評判を落としてしまうことになります。
今はネット上でどのように情報が広がるかわかりませんので、結婚相談所自体が、危ないことやリスクのあることはどんなに小さなことでも避けたがります。
そしてもし、サクラがいることが明らかにばれたとしたら、業界全体で悪い評判が広がるだけでなく、結婚相談所業務ができなくなってしまいます。
サクラを雇うメリットはまったくありません。
婚活者が増えているので必要がない
数年前までは、結婚相談所へ相談するのも登録するのもハードルが高く、入会金などもかなり高額なところが多くありました。
インターネットで婚活する仕組みがなく、結婚相談所を利用する人が限られていた時代には、結婚相談所側としては新しい会員に入会してもらうための策が必要だったようです。
容姿端麗な男女とお見合いできることをアピールするために、モデルのような男女をサクラとして雇っていた結婚相談所もあったらしいです。
最近は独身の方々が結婚相談所に入会して婚活するのは特別なことではありませんし、結婚相談所の考え方が変化しています。
最後の砦と呼ばれていたころとは違って「本気で結婚したいなら結婚相談所がいい」と考える方々も増え、婚活を始めるなら最初から結婚相談所に登録するという流れも定着しています。
利用者の数が大幅に増えていますから、サクラを使って人を集める必要はなくなりました。
会員の入会審査が厳しい
結婚相談所に登録する時には、必ず「独身証明書」「収入証明」などの証明書類を準備しなければならず、書類で確認できた人しか入会できない仕組みになっています。
数年前よりも入会審査が厳しくなったので、サクラをはじめとする偽の客、悪質な業者や営業目的の人も登録することは簡単なことではなくなりました。
身元の詐称もできませんし、活動にかかる費用もマッチングアプリなどの気軽な婚活方法と比較すると高額になるため、悪用しようと考える側にとってはリスクが高くなっています。
健全な相談所運営がスタンダードになった
さまざまなサービスが増えて、婚活の自由度が高まっている時代です。
婚活のルールや規約が緩かった頃もありましたが、今は婚活サービスを規制する法律もできましたし、悪徳業者への取り締まりもますます厳しくなっています。
利用者がトラブルに巻き込まれた場合は、国民生活センターなどに相談できることが広く知られていますので、婚活業界を取り巻く環境の変化によって、結婚相談所は健全に運営されるようになっています。
結婚相談所でサクラは見分けられるのか?
もし仮にサクラがいたとしても、それを見分けることは可能なのかというと、結婚相談所の会員の立場で見分けるのはかなり難しいと思います。
今までにもしかしてサクラ?と疑ったのはこんな人たちでした。
- 話の内容が噛み合わない
- 結婚に対して真剣さが感じられない
- 早い段階で積極的にアプローチしてくる
- 交際期間を引き延ばそうとする
- 一緒に写真を撮りたがらない など
これらの特徴は、ただ相手に気持ちがなかったり、交際の仕方をわかっていない人達の行動にも共通していることですので、これだけでサクラかどうかを判断するのは難しいでしょう。
会員の皆さんに聞いた話から、たとえ疑わしい相手だと思っても、相談所側からその人に接触すして確認することはできません。なんとも確証を得ることが難しいものなのです。
注意したい悪質な結婚相談所
悪質な結婚相談所では、相談所に所属している一般の会員に、やらせに近い行為をさせていたケースもありました。
また、お見合いの数で収益を稼いでいた結婚相談所は、サクラを使ってお見合いを仕組み、お見合い料で荒稼ぎしていたようです。
もし、自分の希望に合わない人をたくさん紹介されたり、お見合いを無理強いされる雰囲気があったり、会った相手に結婚する気がないような様子だった場合などは、疑った方がいいかもしれません。
悪質な結婚相談所には要注意です。
安心できる結婚相談所か否かを見極めるポイント
ほとんどの結婚相談所は健全に運営されてますが、ごく稀に悪質な結婚相談所もあります。相談所に入会して本気で婚活するなら、間違いなく安心できる結婚相談所にしたいですね。
今度は、良質な相談所を見極めるポイントをご紹介します。
連盟や団体に加盟している
最近の結婚相談所は、連盟や団体に所属して業務を行うのがスタンダード。
個人経営や地方の小さな結婚相談所だとしても、日本結婚相談所連盟(IBJ)や良縁会やなどの大きな連盟に所属して、一定の共通ルールの元で運営管理されるようになっています。
まず、連盟に加入していれば、連盟に所属する会員のプロフィール情報を何万人単位で利用できますので、サクラを雇ってお見合いの相手を集める必要はありません。
連盟等に加入している結婚相談所は、加入時にそれなりの審査を受けて所属していますので、それだけでもまずは信頼できると言えるでしょう。
クーリングオフや解約返金ルールを説明できる
結婚相談所は、個人情報保護に関する法律や、継続的役務提供に関する法律に則って実施される事業です。
利用者の不利益にならないよう、「契約時にはクーリングオフ制度が適用され、契約を交わした日から8日以内であれば、無条件で契約を取り消せる」ようになっていますし、「クーリングオフの期間を過ぎても中途解約ができる」ようになっています。
このようなクーリングオフ制度や中途解約、退会の規定を、結婚相談所側が明確に理解しているのは当然。契約する段階で必ず説明するべきと、定められています。
こうした法律に関することを把握できておらず、何も説明ができないようでは、その他のルールも緩いかもしれません。
利用者にとっていろいろなリスクが高まりますので、説明をきちんと受けられるかどうかはチェックしてくださいね。
全ての料金プランが公開されている
ホームページや入会前の資料などで、全ての料金プランが利用者に公開されていることが望ましい情報発信のあり方だと思います。
ホームページなどに一部の料金プランしか公開されていなかったり、無料相談に行ったときなどに、公開されていない料金プランを強く薦めてきたりしたら要注意です。
料金に関する説明が曖昧なのも、怪しい結婚相談所にありがちな特徴です。
こうした結婚相談所には、実際に活動を始めてからのトラブルや、会員からの苦情が多い傾向があります。最初によく話を聞いて、納得できるかどうかを確かめましょう。
入会審査がある
入会審査がなく誰でも入会させてくれる結婚相談所は、良さそうに思うかもしれません。しかし、言い換えるならば、意図的に悪いことをしようとする人を十分に精査しきれていない可能性も出てきます。
審査がなければ手軽に登録して紛れ込めるとしたら、悪意をもった人の入会を簡単に許してしまう恐れがあります。
入会審査はめんどくさいと感じるかもしれませんが、入会審査が厳しく、書類提出や確認をしっかり行っている相談所は、会員の質を守る姿勢があるということです。
会社情報を公開している
ホームページには会社の代表者名や所在地など、正しい情報が記載されています。入会前に、その相談所の会社情報を必ず確認しておきましょう。
会社情報の詳細がホームページに記載されていない結婚相談所は、その存在自体が信用できませんし、トラブルがあったときに連絡がとれなくなる恐れがあります。
また、最近の結婚相談所のホームページには、責任者やカウンセラーなどを顔写真付きで掲載するところが多いです。
悪い噂を聞いたことがある結婚相談所は、ホームページにはスタッフの名前も顔写真も一切公開していませんでした。
この点も注意した方がいいと思います。
第三者機関で認証を受けている
また、第三者機関により認められている結婚相談所は、適切なサービスを提供して、個人情報を適切に扱う体制が整っていることを証明されているため、安全性が高いと言えます。
結婚相談所のホームページを見ると、どこの団体にいる認証されたのかなど、その情報が掲載されています。
たとえば、マル適マークやプライバシーマークなど、いずれかの機関に認証されている結婚相談所かどうかを、確認してみると良いでしょう。
※主な認証機関
- JLCA(マル適マーク)
- プライバシーマーク
- digicertマーク
- ims
- JMIC など
安心して活動できる結婚相談所で婚活を始めよう
昔の結婚相談所にサクラがいたというのは、かなりよく聞く話です。
今はその頃のような婚活環境ではありませんが、婚活サービスで起きた悪質な詐欺や金銭トラブルがニュースになることもありますので、結婚相談所にまつわるネガティブな事件や出来事を見聞きすると、不安を感じるかもしれません。
結婚相談所を利用する皆さんには、正しい情報で賢明な判断をしていただきたいと思います。
結婚相談所のことを調べようとすると、ネットで検索するでしょう。最近はあらゆる業種について、クチコミサイトや比較サイトが存在しています。
結婚相談所はクローズドな世界なので、クチコミを頼りにすることも多いと思いますが、悪意のある書き込みをして他社の評判を落とそうとする同業者もいますし、婚活がうまくいかなかった人が気持ちを晴らすための悪口も見かけます。
悪い噂やクチコミには、意図的なデカマセもありますから、あまり本気で受けとめないがいいと思います。
なお、良いクチコミを集めて評判を上げようとする相談所もありますので、ネット情報で何が正しくで何がウソなのかを見極めるのは、本当に難しくなったと思います。
今は結婚相談所の数も増え、料金もサポート体制も様々な相談所があります。まずは資料を取り寄せたり、無料のカウンセリングを試してみるなど、ぜひ自分の目で見て確かめて、納得できるところを探してほしいと思います。
ぜひ今回のブログを、安心できる結婚相談所探しにお役立ていただければと思います!
ブライズデザインは全ての女性の婚活の悩みにできるだけこたえます!入会しなくてもOK。自分にあった婚活スタイルを見つけるために、お気軽にご相談ください。
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