-
「恋愛したい。でも、結婚はしたくない。」と思う人もいるでしょう。
今まではお互いの恋バナで盛り上がっていた友達が結婚したり、「○○ちゃんは彼との結婚を考えていないの?」と質問を投げかけられるたびに、「結婚したくない」と思っている自分の本音に気が付いて、なんとなく戸惑いを感じたりしていませんか?
恋愛したいけど、結婚は望まない。そんな自分の考え方がズレているような、矛盾しているような気がしてしまうことがあるかもしれません。
けれど、恋愛と結婚を切り離して考える生き方は、特別なことではありません。自分の価値観に正直になって、自分にとって心地よい関係を求めていこうと頑張っている人たちも増えています。
この記事では、「結婚はしたくないけど恋愛はしたい」と感じるあなたに向けたもの。あなたの素直な気持ちを肯定しながらも、恋愛を楽しむために大切にしてほしい視点や考え方をお伝えします。
📘 この記事からわかること
- 恋愛と結婚を分けて考える人が増えている理由
- 恋愛はしたいけど結婚は無理…と感じる人によくある葛藤
- 恋愛観を肯定的に受け止める3つのヒント
- “ありのままの自分”で恋愛を楽しむための考え方
目次 [非表示]
結婚と恋愛を切り分けて考える人が増えている背景
ひと昔前までは、「恋愛の先には結婚があるのが当たり前」とされてきました。けれど今、恋愛=結婚前提とは限らないと考える人が増えています。
それは決してネガティブなことではなく、ライフスタイルや価値観が多様化した時代だからこそ選べる生き方なのです。
ここでは、結婚と恋愛を分けて考える人が増えている背景を2つの視点から解説します。
1. 結婚のハードル・プレッシャーの変化
結婚には、法的・経済的・社会的な責任や変化が伴います。
とくに女性の場合、姓の変更・ライフスタイルの調整・親族関係の築き直しなどが負担に感じられることも少なくありません。また、共働きが前提となっている現代においても、家事・育児の不平等感や、自由の制限を心配する声も多く聞かれます。
その結果、「恋愛はしたいけど、結婚という枠組みに縛られたくない」と感じる人が自然と増えているのです。
2. 自分のペースで愛を育む関係性への注目
結婚だけが“愛のかたち”ではないと考える人が増えています。
「一緒にいるけど同居はしない」「事実婚を選ぶ」「恋愛関係は持つけど籍は入れない」など、
自分たちらしい関係性を模索する人が増えてきました。形式に縛られず、お互いにとって心地よい距離感やスタイルを選ぶ——。
そうした柔軟な関係性が注目されている今、「恋愛はしたいけど結婚は望まない」という価値観も、自然な選択肢のひとつなのです。結婚したくないけど恋愛したい人が感じる葛藤
恋愛を楽しみたい、誰かと心を通わせたい。
そんな気持ちはあるのに、「結婚は望んでいない」となると、少し肩身が狭いような気持ちになることはありませんか?
これって自分勝手な考え方なの?と疑問を感じた人もいるかもしれません。でもこれは、決してあなたが自分勝手だからではなく、今の社会が“結婚ありき”の前提でできているからこそ生まれる自然な悩みです。
そんな背景があることを意識しながら、恋愛と結婚を分けて考えるときに起こりやすい2つの葛藤を詳しくご紹介しましょう。1. 相手にどう伝えるかの難しさ
「最初から“結婚願望がない”って言ったら、嫌われちゃうかな…」そんなふうに相手の反応を想像して、相手に自分の恋愛観をどう伝えるかに悩んでいる人は多いです。
自分が持っている恋愛観とは、自分にとって大事な本音の部分ですよね。その大事な気持ちを正直に相手に伝えようと思うのは、あなたが誠実だからこそですが、いざ伝えようと思うと、拒絶されたらどうしようという不安がブレーキになることがあります。
でも本当は、自分のスタンスを大切にしあえる関係を築いていくことが、長く心地よく続いていく恋愛関係の土台になる。
相手に合わせて我慢を重ね、自分の気持ちに蓋をするより、最初から誠実に向き合えるかどうかが、相手とのより心地いい関係構築に大切なことだと思います。
2. 将来への不安や罪悪感
「このままのスタンスで本当にいいのかな?」
「家族や周囲の人とずれている感じがして、なんだか申し訳ない気がする」
このような漠然とした将来への不安や、罪悪感を抱くことがあるかもしれません。結婚しないと完全に決めているわけではなくても、「周りからの期待に応えられないことが、大切な人たちを裏切っているように思えてしまってつらいんです」という声は、実際に多く聞かれます。
でも、自分の幸せは、他人の期待ではなく、あなたの本音が軸であるべきです。
不安や葛藤はあって当然です。その気持ちが巡ってくるたびに、自分の心と丁寧に向き合って考えていけばいいと思います。
この恋愛観を大切にするためにできる3つのこと
「結婚は望まないけど恋愛はしたい」——そんな思いを大切にしながら、自分らしい恋愛を楽しむために、日頃から意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。
1. 自分のスタンスを明確にしておく
恋愛に対してどんな距離感や関係性を望むのか、まずは自分の気持ちを丁寧に整理しておきましょう。
「結婚は考えていないけれど、一緒に過ごす時間は大事にしたい」
「恋愛して関係を築いていきたい。でも、お互いの家族には紹介しなくてもいい」
——そんなふうに、自分が相手に「どこまで求めるか/どこから望まないか」などの考えを整理して自覚しておくだけで、いざ相手と向き合ったときに、伝え方を考える時の悩みが軽減できますよ。2. 理解ある相手を選ぶ目線を持つ
「結婚を前提にお付き合いしたい」「結婚を考えない前提で恋愛だけするなんて無理」という価値観を持つ人も当然います。
だからこそ、恋愛観に違いがあるのか、違いがあった場合はどこまで理解し合えるか、相手のとスタンスをお互いに尊重し合えるかどうかを、出会いの初期段階で見極めるようにしましょう。それがずれたままだと、いつかはズレのギャップにぶつかります。
たとえば、話し合いを避けない姿勢があるか、自分の気持ちに耳を傾けてくれるかなど、「長く安心して付き合えるかどうか」は、相手の行動でわかる部分が多々あります。相手の本質を見る目を育てていきましょう。
3. 周囲や社会の価値観と距離をとる
「年齢的にそろそろ…」「親に言われると気になる…」そんなふうに、無意識のうちに“結婚すべき圧力”を感じてしまうこともあるでしょう。
でもそれは、あなたの幸せな人生を決める必須要素ではありません。周囲の声から感じる圧力や世間の常識から少し距離をとって、自分の気持ちを守る時間も、恋愛を楽しむ上ではとても必要ものです。
誰かの“当たり前”に流されず、自分にとっての心地よさを最大に優先する——そんな姿勢こそが、自分らしい幸せを手に入れる第一歩です。
まとめ|恋愛のかたちも、あなたらしくていい
「結婚はしたくない。でも恋愛はしたい。」その気持ちは、決して矛盾していないし、おかしなことでもありません。
今の時代は、「こうあるべき」に縛られずに、自分にとって心地よい関係を選ぶ人が増えています。もし、あなたが周りとは違って孤立しているように思うとしたら、ただ、同じ価値観を持った人たちに出会っていないだけのこと。
恋愛は、人間関係を築いていくこと。その関係のかたちはひとつではありません。
自由で、自立した、あたらしい愛のかたち、あなたならではの恋愛関係を築いていけばいいと思います。恋愛も結婚もゴールではなく、あなたが幸せな人生を歩む手段のひとつ。あなたが笑顔でいられる毎日をつくるために、どんな関係性を選ぶか——その決定権は、いつだってあなた自身にあります。
自分に正直に、相手にも誠実に。
あなたらしい恋愛のかたちは、きっとある。丁寧に探しみつけ、築いていってくださいね。📖 この記事を読んだ方におすすめの記事
🩵「この恋愛観、変ですか?」
そんな気持ちを、そっと話してみませんか?「結婚したくないけど恋愛はしたい」
その気持ちを誰にも言えずに悩んでいませんか?
婚活・恋愛のプロが、あなたの思いや価値観を大切にしながら
一緒に、あなたらしい恋愛の形を考えます。※ご相談は無料です。無理な勧誘・営業は一切ありませんのでご安心ください。
-