「写真スタジオでカメラマンに撮ってもらうのは苦手だし、お金もかかるから、結婚相談所でタダで撮ってもらいたい。」
「実際に会ったときの印象を知ってほしいから、写真なんてどうでもいい。」
と思っているとしたら、婚活はうまくいきません。
結婚相談所の中には、相談所のスタッフがデジカメで撮ってくれたり、「なんでもいいから早く写真を持ってきて!」と言う仲人さんもいたりしますが、これでは準備不足のまま婚活を始めることになってしまいます。
結婚相談所の婚活で、相手があなたに「会いたい」と思ってくれるかどうかは、写真の印象次第です。写真で手を抜くとチャンスが減るのは確実ですよ。
自分に限って…は無いです。婚活して結婚したいと思っているのなら、このブログに書いてあることは全部やる!くらいの気概がないとダメだと思います。
失敗する婚活写真の特徴や、結婚相談所でお見合いが組みやすくなる写真と撮影のコツなどを詳しくご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
目次
結婚相談所では写真がもっとも重要な理由
何度も言いますが、結婚相談所の婚活で写真は本当に重要です。
どんなにハイスペックな男性でも、どれだけ家柄の良いお嬢様でも、写真がイマイチだからお見合いを断られるなんてよくある話です。
結婚相談所では、同性のライバルたちがどのような写真を使っているのか、自分がどんなライバルたちと比べられているのかは、自分では見ることができません。
しかし、結婚相談所の内側の人は、男女すべてのプロフィールを見ているので、「相手からの申し込みが少ないのは写真が悪いから」「自分から申し込んでも写真でお見合い断られた」など、写真が理由となって相手からダメ出しされることがあるのもよく知っています。
こんな写真はお見合いが組めない!
印象が悪い婚活写真、お見合いが組めなくなってしまう写真には特徴があります。これだけは絶対にやめておきたい例をご紹介しましょう。
自撮りした写真
スマホひとつあれば簡単に自撮りできます。自分で撮ったり誰かに撮ってもらった中から、「それっぽい写真を選べば大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、自撮りの写真だということはごまかせません。
写真を撮られるのが苦手だとか、撮影に行く時間がないから、というのは言い訳だと思います。お金をかけたくないとか、めんどくさいとかが本音だろうと思います。
自撮り写真と、スタジオでプロに撮ってもらった写真とは質が違います。
スタジオで撮影したライバルたちと自撮り写真が並んだ時に、相手から「本気で婚活していないから自撮りなんじゃないの?」と疑問に思われたり、「こんないい加減な写真じゃ親に紹介しづらい」と思われて、最初から敬遠されてしまうのは残念ですよ。
あなたが想像している以上に、写真へのジャッジはなかなか厳しいですね。
加工しすぎた写真
加工した写真は明らかに実物とは違います。
プロフィール写真で加工していることがわかってしまうような印象では、その写真を見た相手は「実物はもっと違うはずだ」と、勝手に想像します。
いくら美しく加工して装ったとしても、実物ではない写真を好ましく思う人はいません。
加工しすぎた写真は、相手の信頼を失ったり、相手を不安にさせてしまうこともありますし、加工の度合いによっては気持ち悪く思われてしまうこともあります。
加工の効果で素敵な写真に仕上がったと思っているのは本人だけ。何倍増しの写真で実際に会えたとしたら、写真と実物との違いにがっかりされてしまい、残念な結果になるだけです。
男性の腕組み写真
男性の腕組みして撮影した写真、本当によく見かけます。写真スタジオでもサンプル写真にしていることもあるくらいです。
腕組みのしたポージングは、男性らしく決めたスタイルだと思うかもしれませんが、女性から見るとあまり好ましい印象ではありません。
「偉そうにしている」「ただ格好をつけている」ように見えてしまうので、親しみやすいとは思えません。女性から見て、男性の写真には「話しやすそう」「優しそう」という雰囲気がほしいのです。
会ってみたいと思える写真は、見た目の良さだけでなく、写真の中に親しみやすい感じがあるかどうかです。
となると、腕組みした写真は逆効果になってしまうので、男性は腕組みしない姿勢で撮った方が断然いいですよ。
カジュアルでだらしなく見える服装の写真
結婚相談所の婚活はマッチングアプリとは違って、カジュアルな服装の写真を使うと「結婚への気持ちが軽いのではないか」と相手に思われてしまう可能性があります。
また、お見合いで会うことを前提に、写真の人に会いたいかどうかをイメージするわけなので、正式なお見合いという場にカジュアルな服装では相手の中に違和感が残りますから、プラスにはなりません。
リラックスした服装なら、撮影もリラックスできるし、自然な自分の姿を出せると思うかもしれませんが、相手から見れば「めんどくさくて手を抜いている」「スーツをもっていないのかも」「だらしない」という印象になりがちです。
こうした印象を相手がもつとしたら、会いたいとは思ってもらえないでしょう。
好印象になるおすすめの写真
さて今度は、おすすめの写真をご紹介。好印象になること間違いなしの撮影ポイント、ぜひ実践してみてくださいね。
笑顔の写真
とにかく笑っている写真じゃないとダメです。「歯を見せて笑うのが苦手」「真面目な顔のほうが自分としては断然かっこいい」とか言ってる場合じゃありません。
自分ではどんなに気に入った表情の写真だったとしても、キリッとした真顔や真面目な表情で撮った写真では、あなたの人柄は「厳しい」「真面目すぎる」「怒りっぽい」というイメージになってしまいます。
普段は笑顔が多くて素敵な人だったとしても、相手からすると写真の印象がすべてです。
真顔の写真を見た人が、実際の笑顔を正確に想像してくれて、良いように勝手に解釈してくれることはまずありません。
穏やかで優しそうな笑顔、明るくおおらかな人柄が伝わってくる笑顔など、笑顔にもバリエーションがあり、好印象の人柄が伝わります。
笑顔が素敵だなという第一印象が、会ってみたいなという気持ちに変わりますので、ぜひ笑顔の写真でアピールしてくださいね。
表情がわかる写真
写真の中で確認したいのは相手の顔です。
かっこいいのか綺麗なのか、目がぱっちりしているのか二重なのかなど、自分好みのタイプかどうかを考え、誰もが写真で必ずチェックしているのは顔そのものです。
結婚相談所のプロフィール写真は、ほとんどが上半身を写した写真なので、パッと見ただけで顔がよくわかる写り方。顔がわかりづらい写真は、本当に避けた方がいいです。
ちなみに、顔がわからない写真の一例が、全身を映した写真です。全身を写真の枠に収めるため、どうしても顔が小さく映ってしまいます。
また、雰囲気重視でイメージ撮影した写真の場合、少しでも横顔になっていたり上を向いたりなど、顔の正面が写っていないと顔がよくわからない写真になってしまいます。
顔がわかる写真にしておくのは当たり前。他の人とは違う写真を撮りたがる人もいますが、やめたほうがいいでしょう。
お見合いにふさわしい服装の写真
基本的にはお見合いで着ていく服装と、写真撮影の服装は同じです。
男性は、スーツにネクタイもしくはジャケットを着用したスタイル。女性は、ワンピースもしくはブラウス&スカートなどで撮影するのがおすすめです。
お見合いは、写真の相手に会いたいと思って成立するものですから、実際に会った時に、写真と同じかそれ以上の印象でないと、お見合いの後の進展は見込めません。
お見合いで会った時をイメージできるような写真にするためも、お見合いにふさわしい服装で撮影しましょう。
写真スタジオの選び方
プロのカメラマンが撮ってくれるなら、どんなスタジオで撮ってもらってもいいわけではありません。
目的が婚活用の写真であっても、結婚相談所で婚活する場合とマッチングアプリで使うものとは違います。
カメラマンによって得意なジャンルがあるため、結婚相談所の婚活写真の撮影に慣れている写真スタジオやカメラマンを選んでください。
また、婚活写真にはその時々の流行というものがあります。そうした違いを一番よく知っているのは、日頃から婚活写真を見ている結婚相談所の内側の人です。
最近はスタジオ撮影でも緑を背景にして瑞々しい印象を演出する撮影手法や、スタジオの外に出て公園等を撮影場所にしたロケーション撮影した写真なども好印象で、お見合いが組みやすい傾向があります。
写真スタジオを自分でイチから探すより、今一番おすすめのスタジオを知っている結婚相談所をみつけるほうが早いし確実だと思います。
あったら使いたいオプションサービス
写真スタジオでの撮影は、カメラマンが撮影にいろいろなオプションサービスが足すことができます。
婚活用の写真であれば、必要なサービスをまとめた撮影プランもありますので、それをそのまま利用しできるスタジオにお任せできると安心です。
セットプランを選ぶにしても、自分でオプションサービスを組み合わせて撮影するにしても、どんなオプションサービスがあるのか、何を選べばいいのかを知っておいてくださいね。詳しく解説します。
女性のヘアメイク
女性のメイクは、肌のベース作りから全部やってくれるフルメイクと、ポイントのみ加えてもらうポイントメイクの2種類のサービスがあります。
フルメイクかポイントメイクかは、どちらでもかまいませんが、必ずメイクサービスは付けてくださいね。メイクもヘアもプロに任せた方が、写真の仕上がりが変わります。
女性にぜひおすすめしたい理由は、婚活が始まるこのタイミングでプロのヘアメイクを体験しておくと、お見合い本番で役立つからです。
アイシャドウの選び方とか塗り方、髪の巻き方などは、自己流よりもプロに教えてもらった方がキレイに出来ます。ぜひ撮影で覚えておいて、最初のお見合いに活かしてくださいね。
男性のへアメイク
ヘアメイクは女性だけのものと思うかもしれませんが、男用にもおすすめです。
短髪でヘアセットが必要ない人もいますが、寝癖がつくくらいの長さがあるのであれば、プロにヘアセットしてもらえるとかっこよく仕上げてもらえます。
また、メイクは馴染みのない男性の方が多いと思いますが、女性のメイクとは違って、撮影用に写り映えするよう眉の形や肌の色を整えるのが男性用メイクの特徴です。
とはいえ、男性用のへアメイクをサービスにつけてくれるスタジオは減っているように思いますので、もし使えるのであれば、ぜひ利用してみてください。
フォトレタッチ
レタッチとは、「画像編集ソフトを使って画像の濃度やコントラストを調整する作業のこと」です。
過度のレタッチはかえって写真の質を悪くするのですが、ある程度レタッチをおこなったほうが、自然な印象に仕上がります。
婚活写真で人気の写真スタジオは、この加減がとても上手で、調整の仕方でスタジオの個性が出ます。
ですから、結婚相談所の内側の人は、婚活写真を見ただけで、どこのスタジオで撮った写真かわかります。
特定の写真スタジオに予約が殺到する人気の理由、そのひとつはレタッチにあるかもしれません。写真スタジオのサンプルを見比べると特徴があることに気がつきますよ。
衣装替え
写真を2~3パターン撮るとしたら、他の服装に着替えてイメージを変える方法があります。
着替えには時間もかかり、スタジオの撮影レイアウトを変えることも多いため、衣装を借りるわけではないのですが衣装替えは有料サービスとなっています。
一枚はお見合いにふさわしい写真にし、男性はカジュアルな服装へ、女性はシルエットや色を変えると印象が豊かになって、衣装替えの組み合わせ次第でさらに好印象がアップします。
まとめてセットにした婚活撮影プランを提供している写真スタジオもあります。どこのスタジオにするか、どんな写真を撮ればいいのか迷った時は、結婚相談所でアドバイスしてもらうのが一番いいですよ。登録する相談所が決まっている人は、直接聞いてみてくださいね。
まとめ
結婚相談所でお見合いが組めるかどうかは、写真の印象次第です。
あなたが相手の写真を見るときも、かっこいいとかキレイとか、見た目をかなりチェックしているはず。相手の見た目を一切気にしない人なんていないと思います。
自分はどうでもいい写真を使いながら、相手の写真には高いレベルを求めても、うまくいかないのは当然でしょう。
あなたの写真も、異性から同じように見られているということですから、自分をぜひ客観視してみてくださいね。
これから結婚相談所で婚活を始める人は、このブログを参考にしながら、良い写真を用意してください。
また、現在進行形でがんばって婚活しているのに、お見合いがなかなか組めなくなっている人は、写真に理由があるかもしれません。
今もっとも新鮮で素敵な印象が伝わる写真が、あなたにとって最高の武器になりますから、絶対に写真に手を抜かないでくださいね。
今すぐ素直に行動出来る人が、婚活の結果を変えられる人です。素直に行動できる人ってなかなかいまないから…今すぐ実践し始めることが、婚活成功の近道になりますよ。
幸せになるための婚活、応援しています。がんばりましょう!