-
「結婚相談所に興味はあるけど、年収が低い自分では相手にされないかも…」
そんなふうに感じて、婚活に踏み出せずにいる方はいませんか?年収が高い人ばかりが選ばれる、というイメージを持たれがちですが、実際は年収だけで婚活の成否が決まるわけではありません。
この記事では、結婚相談所の現場で多くの男性をサポートしてきた視点から、「年収が低い男性は本当に不利なのか?」という疑問に正直にお答えします。
さらに、年収に不安があっても婚活で成功している男性に共通する実践的な対策や考え方もご紹介します。
婚活をあきらめる前に、ぜひ読んでみてください。
目次
結婚相談所で年収が低い男性は本当に不利なのか?
本当に不利なのか考えてみよう
まずお伝えしたいのは、年収が低い=絶対に不利、というわけではないということです。
たしかに、結婚相談所ではプロフィールに年収を記載するのが一般的で、女性が条件を見て申し込みをする際の参考にはなります。
しかし、実際には年収が400万円未満でもご成婚に至った男性はたくさんいます。
そしてそうした方々には、共通するポイントや戦い方があるのです。また、最近では女性側の価値観にも変化が見られ、「年収の高さよりも、誠実さや安定した生活を一緒に築けるかどうかを重視する」方が増えています。
結婚相談所は、単なる“条件マッチング”ではなく、カウンセラーが間に入りながら価値観や相性を見てご縁をつなぐ場所です。
だからこそ、「年収に自信がなくても、他でカバーできる要素」がたくさんあるというのが、現場で感じている正直な実感です。
実際のデータで見る:年収と婚活の関係
実際のデータを参考にしてみました
「やっぱり年収が高くないと無理なんじゃ…」
そんな不安を抱えている方も、数字で見てみると少し気持ちが変わるかもしれません。たとえば、IBJ(日本結婚相談所連盟)の2023年成婚データによると、成婚した男性のうち、年収400万円台の方が全体の約14%を占めていて、500万円未満の年収層だけで見ると、全体の約20%にあたります(※1)。
つまり、高収入ではないと成婚できないわけではないのです。
また、厚生労働省「国民生活基礎調査」(※2)によると、日本の30〜40代男性の平均年収は約437万円です。
婚活している人の多くも、「平均の年収」で活動しています。こうしてみれば、必要以上に「自分だけが低い」と感じる必要はありません。
婚活で大切なのは、年収の数字そのものではなく、これからどんな生活を築いていきたいかを伝えることです。※1 出典:IBJ 成婚白書2023より
※2 出典:厚生労働省「令和4年 国民生活基礎調査」年収が低い男性が相談所で成功するための3つのポイント
成婚のコツ3つをご紹介します
では次に、実際に年収300万円台や400万円台で成婚した方々に共通する、「成功のコツ」をまとめてご紹介します。
1. 生活力や価値観の相性をアピールする
結婚相手として選ばれるのは、年収の高さよりも「一緒に安心して暮らしていけるか」を想像できるかどうかです。
たとえば、以下のようなポイントをプロフィールや会話で伝えることで、「この人とならやっていけそう」と思ってもらいやすくなります。
- ✅ 家事や料理がある程度できる
- ✅ 家庭のことを女性任せにしない姿勢がある
- ✅ 毎月の支出をきちんと管理できている
- ✅ 身の丈に合った堅実な暮らしを望んでいる
「お金がたくさんあるから幸せ」ではなく、「安心して一緒に暮らせる」ことが重要視されている時代だからこそ、生活力を見せることは大きな武器になります。
2. プロフィールや見せ方で信頼感を出す
年収は数字で一瞬にして判断されがちですが、それを補うのが「文章」や「雰囲気」です。
プロフィール文では、自分の価値観や日々の暮らし、結婚観をやわらかく伝えるように意識しましょう。
たとえば、- ✅ 「穏やかに二人で過ごす日常を、一番大切にしていきたいです」
- ✅ 「休日は自炊して、のんびり過ごす時間が好きです」
こういった人柄や考え方の“見える化”が、収入の数字以上に安心感を与えます。
さらに、良い雰囲気を伝えるために、写真の印象や服装に手を抜かないで準備しましょう。
まず、プロフィール写真の雰囲気に清潔感と笑顔があるだけで、「真面目そう」「信頼できそう」というイメージから、好印象を持ってもらえます。
ちなみに、自撮り写真や表情が硬い写真など、手を抜いたことがわかる雑な写真では、外見面で必ず損をします。
相手目線でどのように見られるのか、客観的な視点で好印象に見える写真を準備してください。
3. 年収だけにこだわらない女性層とマッチングする
結婚相談所の強みは、自分に合った女性像に自分からアプローチできることです。
高収入の男性限定で条件を絞るだけでなく、「価値観や人柄重視」「穏やかな家庭を築きたい」と考えている女性も多くいらっしゃいます。
年収に不安があったけれど実際に成婚した男性の多くは、「自分をきちんと見てくれる女性」と成婚しています。
そんな女性の目にとまるためにも、年収という数字に負けないように、あなたの誠実さや家庭観、人柄の良さをプロフィールの中にしっかりと表現することがとても大切です。
カウンセラー年収だけで不利になる時代ではありません。「人柄で選ばれる婚活」を、一緒に進めていきましょう。成婚事例から学ぶ年収にとらわれない婚活を学ぶ
成婚事例から学ぼう
ここでは、実際に年収が300万円台、400万円台でご成婚された男性のエピソードをご紹介します。年収に不安があっても、自分らしさを活かして、前向きに行動したことでご縁をつかんだ事例です。
「誠実さ」と「生活感覚」で選ばれた男性Aさん
地方在住の43歳男性・Aさんは、年収は約430万円で平均年収とほぼ同じ。
本人なりに年収に不安があったので「自分なんかが結婚できるのか…」と心配されていましたが、誠実さと生活力のある人柄、女性の気持ちに沿って行動できる姿勢を前面に出すプロフィールをカウンセラーと一緒に作成しました。
成婚したお相手は39歳の女性。当初は「年収500万以上」で条件を設定して婚活していましたが、Aさんとお見合いしてみて価値観がピッタリ合うと感じ、交際へ発展。
彼女は「Aさんとなら安心して一緒に過ごせそう」という気持ちが高まって、成婚を決めました。
Aさんは後に「年収は大きく変えられないので、それ以外のところを丁寧に伝えるしかない婚活だった。そんな自分を認めてくれる彼女に出会えて本当に嬉しかった」と話していました。
「人への優しさ」と「支え合う姿勢」で選ばれた男性Bさん
35歳男性の年収は約380万円で介護職の仕事、平均年収にも届かないほどの年収でした。
お見合い成立にもかなり苦戦していましたが、あきらめずに積極的に申し込み数を増やす努力を続けたところ、29歳の女性とお見合いが成立して成婚へ進むことができました。
二人は「お金や物の豊かさにこだわらない考え方が共通していて、人生の中で一番大事にしたい考え方など価値観が同じだった」そうです。
彼女は「人のためにこんなに優しくできるBさんとなら、一生お互いを大事にし合える関係になれそう」という気持ちを深めて、成婚を決めたそうです。
Bさんは「彼女となら毎日が穏やかで、温かい家庭を築いていけるって確信が持てました」と話していました。
事例から学べる婚活のポイントとは
いずれの男性もプロフィール検索の段階で、女性が希望する年収条件から外れてしまう可能性がありましたが、あきらめずに自分から積極的に動いていく婚活を実践していました。
実際に会うことができてからも、プロフィールの言葉通りで裏表のない姿勢でお相手と接し続け、女性からの信頼を勝ち取ったのも成婚を決めた理由になったようです。
💡 成婚した男性に共通する好印象ポイント
- ✅ 料理や掃除などの家事が一通りできる
- ✅ ギャンブルや浪費癖がなく、堅実な生活ができる
- ✅「派手じゃなくていい。日常を大切にしたい」という価値観
- ✅ 女性の気持ちに寄り添った言葉がけや行動ができる
- ✅ 貯蓄など、将来を見据えた準備をしている
まとめ:年収だけで諦めず、自分の魅力を活かす婚活を
あなたの魅力を伝え続けよう
「年収が高くない自分には婚活なんて無理かもしれない」そう感じて、結婚相談所に踏み出すのをためらっていた方もいるかもしれません。
でも実際には、年収400万円台、場合によっては300万円台でもご成婚されている方がたくさんいらっしゃいます。
年収にとらわれずに成婚できるかどうか、それを支えているのは、生活力や誠実さ、価値観の合う相手と出会うための工夫です。
結婚相談所は「条件だけで選ばれる場所」ではありません。自分の魅力をきちんと伝えていくことが大切であり、伝えていくためのサポートが整った場所でもあります。
一人で不安を抱えず、まずはあなたの気持ちや状況を話すところから始めてみませんか?
私たちブライズデザインでは、年収や肩書きではなく、「人柄」でご縁をつないでいく婚活を大切にしています。あなたらしい婚活のスタイルを、一緒に見つけていきましょう。
一歩踏み出したその先に、新しい出会いが待っているかもしれません。年収に不安があってもあきらめないで
📘 あわせて読みたい関連記事
年齢や年収に不安があっても、前向きな一歩を踏み出すことでご縁をつかんだ方はたくさんいます。
同じように悩んでいた40代男性の成婚体験から、婚活を成功させるヒントを得ることができます。交際がスタートしても、うまく深まらないことに悩む方は男女問わず多いものです。
相手女性の心理や“仮交際が進まない理由”を知っておくと、交際の進め方にも役立ちます。ブライズデザインは全ての女性の婚活の悩みにできるだけこたえます!入会しなくてもOK。自分にあった婚活スタイルを見つけるために、お気軽にご相談ください。
-