「交際相手に結婚する気が無く破局。付き合った時間が無駄だった。」
「婚活する場所で出会ったのに、結婚まで考えていないと相手に言われた。」
「交際が続いて結婚を意識し始めた頃、相手には結婚願望が全くないことがわかった。」
こういった経験はありませんか?
「結婚したいから婚活してるんじゃないの?」と疑問に思う相手もいるように、婚活の場に集まっている人でも、結婚への意識にはかなりの差があります。実のところ、婚活アプリには既婚者が混じっていますし、結婚への願望がないまま恋人を探すために”婚活している”と自称する人も少なくありません。
「本気で結婚したい。結婚する相手と出会いたい」とあなたが思っているのなら、出会う相手も”真剣に結婚を考えてくれる人”であり、”結婚願望をちゃんと持っている人”がいいですね。
このブログでは、結婚願望をテーマに調査したアンケートの結果や、婚活の現場でいろいろな独身男女を見てきた経験をもとに、結婚を希望してくれる相手と出会い、幸せな結婚を叶えるためのヒントを紹介します。
せっかくの出会いや交際が残念な結果にならないよう、このブログが参考になったら嬉しいです。最後までぜひお付き合いくださいね。
結婚願望がない男性はどれくらいいるの?
まず、独身の人なら誰でも結婚願望があるかといえば、決してそうではありません。きっとあなたの周りでも、いろいろな人がいますよね。
独身の男性約3,000名を対象に「男性の結婚に対する意識」について調査したアンケートがあります。そのデータをまずは見てみましょう。
独身の男性たちに「あなたには結婚願望がありますか?」という質問したところ、どの世代も4割以上の人には結婚願望がないという結果でしたが、世代によって、結婚願望のある人とない人の割合は少し変わるようです。
22歳以下の若い世代が、まだまだ結婚を考えられない事は想像できると思いますが、35歳以上になると結婚願望がない人は6割近くに増えています。
全体で平均すると、独身男性の54%、半数以上の人には結婚願望がないという結果でした。
結婚願望のない人は半数以上、この結果をみていかがでしょうか。
このブログの冒頭でご紹介した声にもある通り、結婚願望のあるなしに関係なく「恋人が欲しい」「女性といい関係になりたい」という理由で婚活する人もいますので、婚活する場所で出会った独身男性だとしても、結婚願望があるとは確信できなさそうですね。
結婚願望がない人に共通する6つの特徴
あなたが本気で結婚考えて婚活しているのなら、やはり出会う相手も同じ気持ちであってほしいですね。結婚を真面目に考えている人、結婚願望のある人でなければ、あなたが心から好きになったとしても、たとえ交際できたとしても、結婚に至る可能性は低いでしょう。
結婚したいかどうか、言葉ではなんとでも言えるわけなので、相手の本心を確認することはなかなか難しいことかもしれません。しかし、「結婚しなくても幸せ」「結婚したいと思わない」と考えている人には共通点がありますので、客観的にわかる考え方の傾向や生活スタイルのタイプを知っておくと、相手の本心が見えてくるかもしれませんよ。
仕事と休日の時間が充実している
多くの趣味を持っていたり、仕事が多忙で、自分のための時間がとても充実している人が、仕事や趣味に多くのエネルギーを注いでいれば、今現在が十分に充実していると感じられます。
そのため、今の生活スタイルを大きく変えようとは思えず、今の楽しい生活をうまく維持するほうを優先したいと考える傾向が強くなるのも想像できると思います。
1人でいる時間が大好き
1人でいる時間が好きな人は、結婚して誰かと一緒に暮らすことや、同じ生活空間にもう一人誰かがいることを想像すると「煩わしいかも」「めんどくさそう」と思う気持ちが出てきてしまうようです。
結婚は、ずっと同じ誰かと同じ空間で一緒に生活し続けること。なかなかリアルには想像しづらいことですが、「私にはできないかも」という気持ちのほうが強くなりやすいかなと思います。
精神的にも経済的にも自立している
仕事が充実していれば、経済的にも自立した生活ができているでしょう。そして、一人でいる時間が大好きな人にも通じるのが、精神的に自立しているということです。
1人の時間にさみしさを感じないし、他人に頼ろうとする気持ちがない。さらに、十分に満足した生活ができていれば、「誰かに支えてほしい」「ずっとそばにいてくれる人がほしい」と願う気持ちは、なかなか出てこないのも納得できると思います。
恋愛への興味や関心がない
もともと恋愛に興味や関心がなく、異性に対する興味も欲求もまったく感じられない人もいますよね。パートナーを求める意欲がなければ、恋愛の先にある結婚に対しても、同様に興味関心がもてないだろうと思います。
貯金がない
結婚にはお金がかかります。貯金が無いもしくは結婚資金が足りないと思っている人は、そもそも『お金がないから結婚できない』と思っていることもあります。
家族や将来の話を好まない
家族や将来のことを自分から話題にすることがなく、聞きだそうと思ってこちらから話しかけてみても、話をそらしたり話したがらない人もいます。
プライベートなことを話せる関係になるまでのハードルが、もともと高い人もいます。しかし、その人自身や家族の間で何かしらの経験があり、結婚に対して良いイメージをもてないことが、結婚に期待しない理由になっていることがあります。
個人の結婚観や結婚願望の有る無しは、生まれ育ってきた家庭環境や家族関係などから、多かれ少なかれ影響を受けているみたい。もし家族のことを話題にできる相手であれば、会話の中からたくさんのヒントをもらえることも。相手を理解にはコミュニケーションが大切、よく話を聞いてみてくださいね。
結婚したくない心理と結婚願望が高まる理由
最近は多様な選択が認められる社会へと少しづつ変化し、一昔前の「社会人になったら結婚して家庭を築いてこそ一人前」というような認識もかなり薄れてきました。
生涯独身の人も増えていますし、離婚してあらためて独身になる人も珍しくありません。
結婚したくない心理とは
結婚願望がなく、結婚したいと思っていない人たちから「結婚に対してあまりいいイメージを持てないから、結婚には期待していない」という声も聞きます。
では、具体的にはどんなマイナスイメージがあるのかを、リアルな声でご紹介します。
●お金の時間の自由がなくなる
今は自分で稼いだお金を自分のためだけに、自由に使うのが当たり前。結婚すると、お金は家族を養うためのもので、自分のために自由に使うことができなくなる。今までみたいに好きなこともできなくなるだろうなあと思います。
●責任にしばられる
結婚したら子供ができるだろうし、子どもを育てる生活とか経済力とか大丈夫なのかと親になる責任が重い。親の介護とか相続とか婚外交渉NGとか、結婚するだけでいろいろな法律が絡んできてしばられる気がします。
●恋人同士のままではいられない
結婚したら2人の関係が変わってしまうと思う。いつまでも恋人同士のような2人でいたいなら、結婚せずに適度な距離を保っているほうが良い関係が続くと思う。
●相手家族と親戚づきあいがめんどう
結婚すれば、相手の両親や兄弟親戚とも付き合っていかなきゃいけない。相手の家族は選べないから、どんな人なのかわからないし、介護や同居を求められたら私にはぜったい無理。相手家族との付き合いが煩わしいし、めんどくさい。
これらの声はごく一部。独身でいたい理由は他にもあるようです。
【独身でいたい理由とは】
・自分のペースで生活でき、お金を自由に使える
・趣味や仕事に好きなだけ没頭できる
・いろいろなチャレンジができる
・自由な恋愛を楽しめる
・面倒な人間関係の悩みがない など
好きなことに好きなだけお金と時間を使い、誰にも制限されることのない自由な生活が、独身でいることの魅力だと考える人が多いですね。
生涯独身だと感じる不安や心配事
結婚願望のある人もない人も、すべての世代に存在します。20代30代の結婚適齢期といわれていた時期に結婚願望がなかった人達が、年を重ねてから本気で婚活を始めるケースも増えました。
婚活を始めるきっかけとなった理由をリアルな声で見てみましょう。
●さみしさと孤独感が高まる
若いうちは一緒に遊んでた友人たちも、家庭をもったら家族優先で、遊びには誘いづらくなりました。周りに独身の友達が多かったころはあまり感じなかったけれど、ふと孤独やさみしさを感じる瞬間が増えた気がします。
●誰かそばにて欲しい
親はすでに高齢になっているし、姉とは離れて暮らしているので、自分に何かあってもすぐに駆けつけてくれる人がいない。金銭的な問題も全部自分で解決しなくちゃならない。問題があれば協力し合って一緒に乗り越えていける人がいたらなあと考えたりします。
●社会的な信用が得られない
結婚していたほうが社会的な信用度を高く見られる傾向は、まだ残っていると思います。勤め先でも、家庭を持って一人前って感覚が残っているし、結婚していたほうが出世しやすかったのかなと、今になって思います。
●世間体がやっぱり気になる
独身者が増えてきたけど「この年で結婚していないのは、何か理由があるのだろう」と見られている気がします。「独身を貫く姿がかっこいい」と言われたこともありますが「さみしくない?かわいそうだね」みたいに言われたこともあります。
●老後がどうなるか心配
老後の自分に介護が必要になっても、病気になったり経済的に難しくなったとしても、頼れる人は誰もいません。配偶者や子どもがいたら安心感がまったく違うだろうな思います。
こうした声からみえてくるのは、将来への不安や心配です。
【結婚しなかったときに直面する不安や心配】
・さみしさや孤独感が高くなる
・問題があっても1人で解決しなくちゃならない
・社会的な信用が得られにくい
・世間体が気になる
・老後の介護や病気 など
将来への不安はなかなか解決できるものではありませんが、結婚してパートナーがみつかれば解決できることもあるのではないでしょうか。
結婚を意識するのはどんな時?
結婚願望がない人でも結婚を意識してしまう時があるそうですよ。それはこんな瞬間だそうです。
親しい友人が結婚した時
友人の結婚報告を聞いたときや結婚式に出席して、友人の幸せそうな姿を見た時。ふと「結婚っていいな」と思うきっかけになることもあります。年齢の近い友人が結婚したとなると、自然と自分のことについても考えてしまうもの。身近な人の幸せそうな姿を見て結婚願望が生まれたという話もよくあります。
子どもが欲しいと思った時
結婚したくなる大きな機会の一つに、「子どものことを考えたとき」があげられます。周りに子どもが生まれたときや、将来を考えて子どもが欲しいと思ったときが、結婚を意識しやすいようです。
仕事がうまくいかない時
仕事がうまくいかないときに結婚したくなるという声もありました。家に帰っても一人でいると仕事のことを考えて「結婚していれば違っていたかな」「結婚したら仕事を辞めてもいいかな」と考えることがあるかもしれませんえね。
誰かと一緒にいて幸せを感じた時
恋人と一緒にいる時間を幸せに感じられると「いつも一緒にいられたら幸せだな」と結婚のイメージが湧きやすいですね。また、家族や友達と過ごす時間が充実していると、自分の家族をもつことをふと考えたりする人もいます。
恋人と結婚するイメージが沸いた時
今の恋人と結婚したらとか、家庭を持ったらと考えたり、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいることが想像できたりすると、結婚するのもありかなと思ったりします。
誰だって幸せがずっと続いていくことを願うと思います。恋人とこのままずっと…と思うと、2人の将来が見えてきて結婚を思いつくようです。
結婚願望がない男性と付き合うリスクとは?
あなたが交際相手に結婚を期待し、結婚を意識するような瞬間が巡ってくるのを待つとしても、どれだけ時間がかかるかわかりません。
彼の気持ちが変わるのを待ち続けて、後でこんな思いをしてしまう可能性も。結婚願望がない相手と付き合うリスクをご紹介しておきますね。
深い関係になっても交際が発展しない
お互いにどんなに深く好意を寄せ合ってお付き合いをしても、自分は結婚したいけれど相手は永遠に
このままの関係でいたいとなれば、今後の交際が発展することはかなり難しいことですね。
この場合、今後もずっと現状を維持するだけ、もしくは別れてしまうかのどちらかしかありません。婚姻関係を結んだ相手とは違い、ある意味、簡単に別れられる関係ですので、結婚したくない側は自由に恋愛を楽しむだけ。結婚したい側にとってはリスクのある関係にしかなれません。
無駄に時間が過ぎて年齢を重ねてしまう
どうしても好きな相手なら「結婚したくなる時まで待っていたい」と期待してしまうかも。しかし、どれだけ待っていても、相手の気持ちが変わらなければ、無駄に時間が過ぎるだけです。
交際する相手と話しあってみた結果、相手の気持ちが変わらないようであれば、年齢を重ねる前に別れるという選択肢も考えてみてもよいのではないでしょうか。
中途半端な関係に悩みが増える
もし相手から「あなたのことは好きだけど、結婚は考えられないし、結婚できない」と言われてしまったら、とても中途半端な関係に思えませんか?
2人の将来に対して悩みが増え、どうしたらいいのかわからない…となってしまったら、悩みはさらに深まってしまいます。ストレスが溜まれば、体調や仕事などにも影響が出てしまう可能性があります。
年齢によって出会う相手も変わるし婚活の結果にも影響しますので、見込みの無い相手に期待し続けるのは、やっぱり避けた方がいいと思います。好きな人と離れることは難しい判断ですし、いつ見極めるかは迷いますね。
結婚願望がない彼に結婚したいと思わせる方法はある?
結婚願望がまったく感じられない彼だったとしても、あなたがあきらめきれないのなら、この3つを心がけて交際してみてくださいね。
結婚願望がない男性の中には、「結婚を考えらえるような女性と出会ったことがない」という理由の人もいます。
あなたの交際の仕方で、相手の結婚願望を変えるきっかけを作れるかもしれません。
束縛や干渉せず良い関係になろう
結婚のマイナスイメージの中には『時間とお金の自由がなくなる』ことが、とても大きかったですね。交際中も束縛せずにできるだけ自由にさせてあげて、余計な干渉をしない良い関係作りをしておけば、その延長線で結婚できるイメージができてくるでしょう。
結婚したら自由がなくなるのではなく、今の自由で良い関係がこれからもずっと続いていくと思えたら、あなたとの関係を手放せなくなりますよ。
幸せな未来を一緒に想像しよう
結婚にメリットを感じていない人は、幸せな結婚生活を叶えているカップルが身近にはいないのかもしれません。豊かな結婚生活があることに気がつかず、想像すらしたことがないのかもしれません。
だとしたら、あなたとの交際で幸せを感じる瞬間をたくさん作ってみてください。今が幸せなら、この幸せがずっと続くように願うものですよね。
あなたと一緒なら、もっと幸せになれる。そう思えば結婚を視野に入れる可能性が出てくるのではないでしょうか。
不安を一緒に受け止めて解決の道筋を作ろう
結婚は、とても勇気がいる決断です。結婚したいと願っている人でも、気持ちが揺らぐことがあるほど不安や心配な気持ちになったりします。
男性ならではの不安は、女性が感じることと少し違うかもしれませんし、人によっても違います。その気持ちを受け止めて、一緒に乗り越えていこうとする女性は、人生のパートナーに選ぶ相手にふさわしい人だと気がつくのではないでしょうか。
男性にとって、あなたが心強い存在になれたら、これからもこの関係はずっと続いていくでしょう。もちろんあなたにとっても、そういう存在の男性になる人なのかどうか、見極めましょうね。
まとめ
結婚願望がない男性を好きになってしまい、それでも本気で結婚したいと思ったら、あなたの行動次第で相手の心を動かせるかもしれません。しかし、結婚にメリットを感じていない人が、気持ちを大きく変えることは難しいことのようです。
だとすると、結婚願望が高いあなたが、曖昧な気持ちの相手に期待し続けることは、あなたのためにはならない結果になってしまうかも。それはとても残念なことです。
まずは、あなたが一番どうしたいかを考えてみてください。あなたの気持ちを一番尊重してあげて欲しいなと思います。
そして、あなたが選んだ方向で、できることを全部チャレンジしてみてください。行動して挑戦すれば、結果はちゃんと出てきます。もう一歩先に進んでみたら新しいことに気がついて、次の道筋が見えてきますよ。
婚活をがんばっている皆さまを応援する立場で思うことは、本当に結婚したいと願うなら、最初から結婚願望を持った相手と出会うのが一番です。
あなたの幸せの中に”結婚”があるのであれば、結婚を真剣に考える人達が集まっている結婚相談所の婚活が、その近道になるのではと思いますよ。
どんな希望や願望も、あなた自身がどうしたいかが一番大切だと思います。そして、あなた自身が幸せだと思える生き方を選んでいただきたいなと思います。真剣に結婚について考える皆さまを、私たちはいつも応援しています。